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アメリカンマッスルカーの代表格であるダッジチャレンジャーは一部の層から高い人気を誇ります。リセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。今回は、ダッジチャレンジャーのリセールバリューのポイントや高く売る方法、ダッジチャレンジャーの魅力と歴史について解説します。ダッジチャレンジャーの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 ダッジチャレンジャーのリセールバリューのポイント ダッジチャレンジャーのリセールバリューは世代によって大きく異なります。高い価値を持つのは初代と現行型の3代目で、ともにアメリカンマッスルカーの代表格といえるでしょう。初代は1970年に発売されたオールドカーで、現在でも愛好家に絶大な人気があるため安定的に高い相場水準を維持しています。 3代目は世界最強のマッスルカーの異名を持つ量産型上級グレードのSRTヘルキャットや、限定車のSRTデーモンが世界的に有名です。SRTデーモンは国内の中古車市場ではほとんど流通されていないと考えられるため、「SRTヘルキャット」「R/T」「SRT8」の3グレードが市場の中心になるといってよいでしょう。 SRTヘルキャットは2015年モデルからの登場のため流通量は少なく、R/TとSRT8は10年落ちでも高値で取引されています。3代目ダッジチャレンジャーは現行モデルでもあり、アメ車ファンからの人気も高いため今後も相場は高水準を維持するでしょう。 ダッジチャレンジャーを高く売る方法 続いて、ダッジチャレンジャーを高く売る方法について詳しく解説します。 基本的なメンテナンスをしておく ダッジチャレンジャーを高く売るためには、基本的なメンテナンスをしておくことが重要です。エンジンオイルや各種消耗品の定期的な交換を始め、アメ車に多い油脂漏れなども日常的にチェックしておくとよいでしょう。また、専用のテスターやパーツの在庫を確保しているディーラーや修理業者を探しておくことで、不具合の早期発見や対処を行うことが可能です。 整備記録簿を用意する ダッジチャレンジャーを高く売るためには、整備記録簿が必要です。定期点検整備記録簿がなければ一般の整備工場で点検したものと考えられるため、買取業者が整備内容に不安を感じる可能性があります。中古車で購入したときから欠品の場合もあるため、なければ早めに発行してもらいましょう。点検整備記録簿は指定工場や認証工場で発行してもらうことが可能です。 日本仕様車であること 並行輸入車はヘッドライトやテールランプなどがアメリカ仕様のままという車両も少なくありません。日本の保安基準に適合していないと買取価格は大幅に下がってしまうため、信頼できる業者に点検を依頼して必要に応じて日本仕様に変更してもらいましょう。 ダッジチャレンジャーの取扱い実績が豊富な買取業者を選ぶ ダッジチャレンジャーを高く売るためには、ダッジチャレンジャーの取扱い実績が豊富な買取業者を選ぶことが重要です。アメ車は専門の知識が必要でモデルごとの特徴を理解している業者でなければ買取価格が安くなる傾向にあります。国内大手の自動車買取専門チェーンよりもアメ車やダッジチャレンジャーの買取を得意とする専門業者に査定を依頼しましょう。 ダッジチャレンジャーの魅力と歴史 ダッジチャレンジャーは1970年に登場しました。1966年型ダッジチャージャーをデザインしたカール・キャメロンがボディデザインを担当し、約4年間の販売で累計販売台数165,000台以上を記録しています。ハリウッド映画「バニシング・ポイント」や「ナイトクローラー」での登場により、アウトローが乗るワイルドな車との印象で発売から50年以上を経た今でも人気を博しています。 初代の発売終了後から3年後に復活した2代目は、三菱ギャランラムダのOEMとして供給されました。アメ車らしからぬ5ナンバーの2ドアクーペとして異彩を放ち、約6年間の販売で生産終了となりました。 2008年に復活した3代目はアメリカンマッスルカーの代名詞ともいうべきV8エンジンを搭載。初代を彷彿させるスタイリングで再び脚光を浴びました。設計がダイムラークライスラー時代のため、サスペンションなどメルセデスベンツの車両に採用されたコンポーネントが流用されています。 ハイパワーモデルは2015年モデルから登場したSRTヘルキャットが有名で、2017年にはドラッグレース出場車レベルに高性能化させた3300台限定(米国3000台、カナダ300台)販売のSRTデーモンがラインナップとして登場します。 2023年3月27日には世界最強のマッスルカーと呼ばれる1025馬力 6.2ℓ HEMI V8エンジン搭載のダッジチャレンジャーSRTデーモン170が市販(予約開始、生産は2023年夏。予定生産数は明確にされておらず3300台以下となる予定)されました。 <基本スペック>■初代 販売期間 1970~1974年 乗車定員 5名 ボディサイズ 全長2,800mm 全幅1,930mm 全高1,290mm エンジン ・3.2L スラント6型 直6・3.7L スラント6型 直6・5.2L LA型 V8・5.6L LA型 V8・5.9L LA型 V8・6.3L B型 V8・7.0L HEMI型 V8・7.2L RB型 V8 ■2代目 販売期間 1977~1983年 乗車定員 5名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長4,525mm 全幅1,675mm 全高1,345~1,355mm エンジン ・1.6L 4G32型 直4SOHC・2.6L 4G54型 直4SOHC ■3代目 販売期間 2008年~ 乗車定員 5名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長5,022mm 全幅1,923mm 全高1,415~1,460mm エンジン ・3.5L SOHC V6・3.6L ペンタスター型 DOHC V6・5.7L HEMI型 OHV V8・6.1L HEMI型 OHV V8・6.2L ヘルキャットHEMI型 OHV スーパーチャージャー V8・6.2L デーモンHEMI型 OHV スーパーチャージャー V8・6.4L HEMI型 OHV V8・6.4L デーモンHEMI型 OHV スーパーチャージャー V8
エクストレイルは2000年に初代モデルが登場し、2022年から現行モデル(2023年4月時点)である4代目の販売が開始された日産の人気SUVです。2013年に登場した3代目はややスタイリッシュな雰囲気が加わりましたが基本的に直線基調で、全体的にタフさを感じられるデザインが受け継がれています。今回は、エクストレイルの特徴とリセールバリューについて解説します。 エクストレイルはどんな車なのか? エクストレイルは、日産が日本で販売しているSUVの基幹車種です。本格的な4WD性能を持ちながら価格を抑え、アウトドアを楽しむ若者にも手が届く「4人が快適で楽しい、200万円の使える4駆」がコンセプトとなっています。 日産は、2004年から2015年までムラーノ、2009年から2016年まではスカイラインクロスオーバーといったSUVをラインナップしていました。いずれも北米市場を狙ったモデルであったため、サイズが大きく、ラグジュアリー感も意識した仕上げになっていることが特徴でした。その点、エクストレイルは手が届きやすい実用的なSUVとなっているため、現在も高い人気を誇っています。 エクストレイルの特筆すべき特徴 エクストレイルの特筆すべき特徴は、本格的な4WDモデルであること、アウトドアでも使えること、販売台数が多いという実績から得られる安心感の3つです。 まず、エクストレイルは本格的な4WD性能を備えるSUVとして高いオフロード性能を持っています。日産が開発した電子制御式の四輪駆動システムである「オールモード4x4」は、基本的に前輪駆動ですが、路面の状況が変化すると後輪にトルクを伝達し、安定した走行を実現します。「オールモード4x4」は、経済性と悪路走破性を両立させたエクストレイルの一番の特徴と言えるシステムです。 2つ目は、アウトドアでも安心して使える実用性の高さが挙げられます。マリンスポーツやウインタースポーツなど、車内を濡らしてしまいがちなシチュエーションでも、気兼ねなく使えるシートやラゲッジスペースは、エクストレイルならでは魅力です。 3つ目は、販売台数が多いため、古いモデルであっても補修部品が多く、安心して乗り続けられるという点です。また、2代目に設定されていたクリーンディーゼル車は、6速ATとの組み合わせにより、力強い走りと低燃費を実現しています。日本では流通量の少ない希少な車ですが、隠れた実力の高い車と呼べる一台です。 エクストレイルが人気の理由 エクストレイルが人気なのは、実用的なSUVとして幅広く使える点にあります。 エクストレイルには、優れた悪路走破性能や濡れてもサッと拭き取れる素材を採用したシートなど、アウトドアを楽しむ人に嬉しい機能が充実しています。 また、高い環境性能と経済性を実現するCVTやクリーンディーゼル、日産独自の1モーター2クラッチ式ハイブリッドシステムやe-Powerなどを搭載していることも人気の理由といえるでしょう。 エクストレイルリセールバリューの相場 エクストレイルのリセールバリューは、多くのモデルが150万円程度で取引されています。また、先代(3代目)の中には、250万円ほどで取引されている車両もあります。エクストレイルのリセールバリューは、ハイブリッドやエクストリーマXなど上級モデルになるほど、高価買取になるといえるでしょう。 エクストレイルの高価買取が期待できる業者の特徴 エクストレイルの高価買取が期待できる業者には、3つの特徴があります。エクストレイルを売却するときは、これから紹介する点を確認して売却先を決めると良いでしょう。 買取実績がある エクストレイルを売却するなら、まずはエクストレイルの買取実績がある業者を選びましょう。エクストレイルを買い取ったことがある業者なら、エクストレイルの価値を正しく評価できます。そのため、買取実績がある業者で売却すると高く買い取ってもらえるでしょう。 二重査定をしない 二重査定とは、売買契約をして車両を引き渡した後に、故障や不具合などが見つかったことを理由に買取額を減額することです。二重査定をする業者に売却すると、予期せず買取額を減らされてしまうおそれがあるため、二重査定を行っている業者は避けましょう。 古いオフロード車の買取も得意としている エクストレイルは、日常生活でも使える車ですが、本格的なオフロード車としても十分な性能を持っている車です。そのため、売却するときにはオフロード車の買取も得意としている業者を選びましょう。オフロード車の価値を正しく評価できる業者であれば、高額買取が期待できます。 エクストレイルの売却なら旧車王がおすすめ ここまでに紹介した3つのポイントを考慮すると、エクストレイルを売却するときは旧車王が最適です。旧車王は、エクストレイルの買取実績があり、オフロード車の価値も正しく評価できます。もちろん買取のプロである旧車王は、二重査定は一切ありません。所有しているエクストレイルを売却するなら旧車王にお任せください。
スカイライン R34型 GT-Rは、1999年〜2002年まで製造・販売されていた、言わずとしれた日産の名スポーツカーです。先代よりもスマートに進化したスタイリッシュなスタイリングで今もなお多くのファンを魅了しており、中古車市場でも高い評価を維持し続けています。 今回は、スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場、より高く売るコツを紹介します。スカイライン R34型 GT-Rの売却を検討している方は参考にしてみてください。 スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリュー スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューをグレード別に紹介します。 ※2024年7月時点の情報 ベースグレード 新車価格:499万8,000円 or 504万8,000円買取相場:〜2,000万円 Vスペック 新車価格:559万円買取相場:〜2,500万円 VスペックⅡ 新車価格:574万8,000円 買取相場:〜2,700万円 Mスペック 新車価格:595万円買取相場:〜2,500万円 1968年から歴史がはじまったスカイライン GT-Rのなかでも、R34型 GT-Rは特に高値がつきやすいモデルです。どのグレードでも新車価格を遥かに超える価格で取引されています。 高値がつくスカイライン R34型 GT-R 非常に高い価格で相場が推移しているスカイライン R34型 GT-R。ここからは、そのなかでも特に高値が提示されやすいモデルの特徴について紹介します。 特別仕様のモデル 2002年2月に特別仕様車として追加された「ニュル」には最大で5,000万円ほどの価格がつく場合があります。VスペックⅡ ニュルとMスペック ニュルの2つが設定されているため、それぞれの具体的な価格について確認しておきましょう。 VスペックⅡ ニュル 新車価格:610万円買取相場:〜4,500万円 Mスペック ニュル 新車価格:630万円買取相場:〜5,000万円 ニュルは、レース参戦仕様のN1をベースにした、GT-Rのなかでも特に本格的な走りを楽しめるモデルです。専用のスピードメーターやエンブレムが装備され、他のグレードと一線を画す存在として、スカイラインファンから熱い支持を得ています。優れたスペックと長年の人気の高さが価格を底上げしている要因といえるでしょう。 特別仕様のカラー スカイライン R34型 GT-Rには、特別仕様のボディカラーが存在します。グレード名になっている「ミッドナイトパープル」です。グレード別にリセールバリューと買取相場を確認していきましょう。 ミッドナイトパープルⅡ 新車価格:514万7,000円買取相場:〜3,000万円 Vスペック ミッドナイトパープルⅡ 新車価格:574万8,000円買取相場:〜3,500万円 ミッドナイトパープルⅢ 新車価格:514万8,000円買取相場:〜3,000万円 Vスペック ミッドナイトパープルⅢ 新車価格:574万8,000円買取相場:〜3,500万円 スカイライン R34型 GT-Rならではのボディカラーとして人気を博すミッドナイトパープル。他のボディカラーと比べて最大価格が+1,000万円ほども違います。ミッドナイトパープルⅡは300台、ミッドナイトパープルⅢは190台ほどしか生産されておらず、その希少性が高値の理由だといえるでしょう。 また、ミッドナイトパープル以外で高値がつきやすいボディカラーとして挙げられるのが、ニュル限定の「ミレニアムジェイド」です。わずか200台ほどしか生産されていないといわれ、ミッドナイトパープル同様に貴重なモデルとして高く評価されています。 スカイライン R34型 GT-Rをを高く売るコツ ここまでスカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場を紹介しました。高値で取引されているスカイライン R34型 GT-Rですが、より高く売却するためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。 ここでは、スカイライン R34型 GT-Rを高く売る方法を紹介します。 入念にメンテナンスしておく メンテナンスを入念に行っておくと、高値で売却できる可能性が高まります。 スカイライン R34型 GT-Rのセールスポイントといえば、何と言っても優れた走行性能です。そのため、メンテナンスをしっかりと行い、スポーツカーらしい走りができる状態を保っておくと高額査定につながるでしょう。 走行に関わる部分だけではなく、外装や内装もしっかりメンテナンスしておくと、さらに評価が上がる可能性があります。 カスタムパーツやチューニングをアピールする スカイライン R34型 GT-Rはスポーツ走行を楽しめるモデルであるために、カスタマイズされていても高価買取されるケースが多いです。 そのため、査定時には購入後に取り付けたアフターパーツやチューニングを施した部分などをしっかりアピールしましょう。こだわってカスタマイズした部分を漏れなく伝えることで高価買取される可能性が高まるかもしれません。 スカイライン R34型 GT-Rはどんな業者に売ればよい? 中古車市場で引く手数多のスカイライン R34型 GT-Rですが、どのような買取業者に売却すればより高い価格がつくのでしょうか。損をせずに売却するための業者選びのポイントを紹介します。 スカイライン R34型 GT-Rの買取実績が豊富 スカイライン R34型 GT-Rを買取した実績が多いかどうかを確認しましょう。グレードによっては数百台しか生産されていないため、取扱いの経験がない業者では正しく評価できません。 また、1台しか買取実績のない業者よりも複数台の買取実績をもつ業者のほうが、スカイライン R34型 GT-Rの取扱いに長けているといえます。実績の有無だけではなく、その数も確認したうえで査定を依頼することをおすすめします。 旧車・スポーツカーに特化している 旧車やスポーツカーに特化している業者に依頼すると、高価買取に期待できるでしょう。 スカイライン R34型 GT-Rが発売されたのは20年以上も前です。近年製造されているクルマとは作りが大きく異なるため、古いクルマへの豊富な知識と知見がないと正しく評価できません。 また、スカイライン R34型 GT-Rは、大衆車にはないスポーツカーとしての魅力が詰まったモデルです。そのため、スポーツカーの価値の判断基準を十分に理解し、価格に反映できる業者に依頼することをおすすめします。 スカイライン R34型 GT-Rを売るなら旧車王へ! スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場について解説しました。 どのグレードの買取相場も最大数千万円単位という、非常に価値の高いクルマです。高値で売るには、売却先を慎重に見極める必要があります。 スカイライン R34型 GT-Rの売却先に悩んだ際には、ぜひ一度旧車王にご相談ください! 旧車王は、10年以上経過した古いクルマ専門の買取サービスで、スポーツカーも多数取扱っております。もちろんスカイライン R34型 GT-Rの買取実績も複数あり、多くのお客様からご満足の声をいただいております。 ▶スカイライン R34型 GT-Rをお譲りいただいたお客様からの口コミはこちら 20年以上旧車専門で買取サービスを展開してきた知識とノウハウを活かし、お客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたします。スカイライン R34型 GT-Rをご売却の際には、ぜひ旧車王お問い合わせください。
日本が世界に誇る自動車産業。 2022年度のグループ別世界販売台数では、トヨタ自動車が1048万3024台で3年連続の世界1位となった。 2位のフォルクスワーゲンは、中国のロックダウンの影響などもあり、前年比を大きく下回り826万2800台という結果になった。 トヨタ自動車は、新型コロナウイルスの煽りを受けながらも、2位のフォルクスワーゲンと222万台以上の大差でトップの座に君臨した。 また3位に韓国の現代自動車が684万8198台、続く4位にルノー・日産・三菱の3社連合が615万6777台となっている。 未だ衰えを知らない日本の自動車産業。 世界中で選ばれ続けている日本車が最大のライバル、ドイツではどれだけの人気があるのか? またどんな日本車が選ばれているのか? 現地在住の著者が徹底解説をしていく。 ■ドイツのグループ別乗用車登録台数 ドイツ連邦陸運局(KBA)が2023年1月3日に発表した2022年度の乗用車新車登録台数は、265万1357台である。 ●メーカー/年間登録台数/ドイツ国内シェアVW/480,967/18.1%Mercedes/243,999/9.2%Audi/213,410/8.0%BMW/209,722/7.9%Opel/144,588/5.5%Skoda/143,928/5.4%Ford/131,256/5.0%SEAT/111,646/4.2%Hyundai/105,074/4.0%Renault/79,861/3.0%TOYOTA/78,366/3.0% おわかりいただけただろうか。 日本車メーカーがトップ10に1社もランクインしていないという事実だ。 ドイツで日本車メーカーのトップはトヨタ自動車が78,366台で国内シェア3.0%の11位という結果となった。 では日本車メーカーだけであればどうだろうか。 ■ドイツの日本車メーカー別乗用車登録台数 ●メーカー/年間登録台数/ドイツ国内シェアTOYOTA/78,366/3.0%MAZDA/35,008/1.3%MITSUBISHI/34,430/1.3%NISSAN/26,069/1.0%SUZUKI/15,583/0.6%HONDA/7,709/0.3%SUBARU/3,725/0.1%LEXUS/2,746/0.1% 日本車メーカーの年間登録台数の合計は203,636台、国内シェアの合計はわずか7.7%となっている。 つまりこの数字が表しているとおり、ドイツでの日本車はとても人気とはいえないだろう。 ■もっとも売れている日本車とは? 2023年1月〜2月にかけてもっとも売れた日本車は「トヨタ ヤリス」であった。 シリーズ別販売台数ではVW ゴルフが13,695台、トヨタ ヤリスは5,298台で11位にランクインしている。 輸入車別ではテスラ モデルY、シュコダ オクタヴィアに続いて堂々の3位にランクインしていることから、非常に順調な販売台数で推移していることがわかった。 ■まとめ:ドイツでの日本車市場は年々減少傾向 ドイツでの日本車市場は年々減少傾向にある。 これにはいくつかの理由が挙げられる。 ひとつ例を挙げるとすれば、欧州全体で進められているEV(電気自動車)へのシフト化だろう。 日本車メーカーは海外メーカーと比べるとEVへのシフト化が遅れており、EVのモデルも少ない。 しかし、ドイツをはじめとした欧州全体では環境に配慮したPHEV(プラグインハイブリット)またはEVが選ばれつつあり、新車販売台数でも上位を占めている。 今後は世界全体でますますEVへのシフト化が進んでいくだろう。 ドイツでの日本車市場は非常に厳しい状況に直面しているが、今後も日本車は選ばれ続けるのか。 はたまたドイツから撤退していくのか。 はたまた大きな変革をもたらし、日本車シェアを拡大していくのか。 今後の動きに目が離せない。 [ライター/高岡ケン]
車を買うタイミングは人それぞれ異なります。一般的には、車が必要となる時期や生活環境が変化したときなどに買うことが多いでしょう。その他にも、モデルチェンジをしたときや税金のタイミングなども車を買う時期として挙げられます。今回は、車を買うタイミングの決め方やタイミングごとの特徴などについて詳しく解説します。 車を買うベストなタイミング 車を買うタイミングとしてよく挙げられる時期やシーンを紹介します。 安く購入したい場合は3月・9月 車をなるべく安く買いたい場合は、決算期の3月や中間決算の時期である9月が狙い目です。また、3月と9月は、販売店や販売員の成績が決まる時期でもあります。 そのため、販売店や販売員が販売台数を1台でも多くしたいと考える3月や9月は、大幅な値引きが期待できるでしょう。ただし、販売実績は登録されることでカウントされます。つまり、3月または9月に契約して翌月の納車となる場合には、大幅な値引きがされないため注意してください。 モデルチェンジしたとき モデルチェンジの直後は、車を買うタイミングに適している時期です。 新車での購入を検討しているときは、モデルチェンジ前の在庫車を狙うとより安く購入できるでしょう。 中古車の場合は、モデルチェンジによって相場が変動する傾向があります。そのため、過去のモデルチェンジで相場がどのように動いたのか調べましょう。その後、モデルチェンジによって中古車価格の変わったタイミングを狙って商談を始めると値引きが期待できます。 結婚前 結婚前は、将来の生活環境の変化を見据えて車を買ったり買い換えたりするタイミングに適しています。 結婚した後でも車は購入できますが、新生活が始まると何かと忙しくてゆっくりと車を選べない可能性があります。そのため、結婚前の忙しくない時期に車を買っておくとよいでしょう。 引っ越しするとき 引っ越しによって生活や環境が変化すると、車を買わなければならない場合や車を買い換えなければならないことがあります。 そのため、引っ越しをするときは、車を買ったり買い換えたりするきっかけになりやすいでしょう。 世帯人数が変化したとき 世帯人数が変化したときも車の購入や買い換えのタイミングとなります。 世帯人数の全員が乗れる車を持っていれば、家族で出かけるときに便利です。そのため、世帯人数が変化したときは車の購入や買い換えを積極的に検討しましょう。 貯金が十分に貯まったとき 車を買うときに一括払いで購入したい場合は、貯金が十分に貯まってから買いましょう。 車は購入した後に税金や燃料代、点検・メンテナンス費用などの維持費がかかります。そのため、一括払いで車を購入する場合は、欲しい車の支払金額の2倍以上の貯金ができてから買うとよいでしょう。 加えて、進学や引っ越しなど大きなイベントがないか確認しておくことも大切です。車を一括購入するときは、一時的な貯金の減少によって生活が圧迫されないよう、ライフプランを確かめてから買うようにしましょう。 修理費が高額なとき 現在所有している車の修理費や点検費用などが高額になったときは、買い換えを検討しましょう。特に、部品が手に入りにくい車の場合は、今後も修理代が高くなる可能性があります。買い換えた方が故障や修理代がかさむ心配が少なくなるでしょう。 初年度登録から13年目 ガソリン車の場合、新車登録から13年(ディーゼル車の場合は11年)が経過すると自動車税が重課されます。そのため、初年度登録から13年となるタイミングで乗り換えると維持費が高くならずに済みます。 今乗っている車の価値が大きく上がったとき 今乗っている車の市場価値は、絶えず変化しています。 車は購入から時間が経過するほど価値が下がっていくのが一般的です。しかし、車種によっては購入時より価値が高くなることもあります。買ったときよりも価値が高くなっている車を所有していて、新しい車に乗り換えようと考えているときは、価値が高まっている間に売却しましょう。 税金の観点から車を買うベストなタイミング 税金の支払いが確定する時期も車を買うタイミングにおいて重要なポイントです。税金のタイミングは、普通車と軽自動車で異なります。ここからは、普通車と軽自動車の税金のタイミングについて紹介します。 普通自動車は月初め 普通車は、毎年4月1日時点の所有者または使用者に1年分の自動車税の納付書が届きます。ただし、購入するときは購入したタイミングに応じて月割りで税金を支払います。 つまり、月末に購入すると、購入月と3月までの残り月数分の自動車税を支払わなければなりません。そのため、普通車の場合は月初に購入した方がよいでしょう。 軽自動車は4月2日以降 軽自動車は、4月1日時点の所有者または使用者に1年分の自動車税が請求されます。この点は普通車と変わりませんが、軽自動車の場合は購入月ごとの月割り支払い制度がありません。 そのため、4月2日以降に購入すれば、いつでも同じ金額の自動車税を支払うことになります。よって、年度末に買うよりも新年度になってから購入した方が次の自動車税支払までの期間が長くなります。 車を買いたい2ヶ月程前から準備しよう 車を購入するときは、一般的に納車を希望する月の2ヶ月ほど前から商談や契約をした方がよいと言われています。 しかし、2020年代になってからは世界的な半導体不足の影響により、自動車の生産ができず納期が1年前後になることも珍しくありません。そのため、新車の購入を検討している方は販売店に納車にどのくらいかかるのか確認し、計画的に商談を進める必要があります。 一方、中古車は納車にかかる時間が短いケースが多いため、納車を希望する2ヶ月ほど前から車探しを始めたり、見積依頼や商談をしたりするとよいでしょう。
車庫証明は、車を購入したときに必要になる書類の1つです。警察署の窓口で手続きすることで取得できますが、平日の日中でなければ窓口が開いていません。自分で車庫証明を取得するのが難しい、面倒といった場合は、代理人に任せてはいかがでしょうか。今回は、車庫証明の手続きを代理人に依頼するときのポイントを紹介します。 車庫証明は代理人による手続きが可能 車庫証明は、代理人による申請と受け取りが可能です。 車庫証明だけを取得したい場合は警察署の窓口に申請しますが、車庫証明から検査や登録・納税までを一括で手続きしたい場合はオンライン手続きの「ワンストップサービス(OSS)」を利用できます。 ▼車庫証明の取り方についてはこちらで詳しく解説しています。車庫証明の取り方とは?取得の流れや必要書類などを解説 車庫証明の代理人申請では委任状があるとなおよし 車庫証明を代理人が手続きする際は、可能な限り委任状を用意しておきましょう。仮に申請書類に不備があった場合、委任状がないと代理人による訂正ができません。 車体番号が1文字間違っていた場合でもその場で訂正できず、申請者に再度記入してもらう必要があります。車庫証明手続きをスムーズに行うためにも、委任状を用意しましょう。 なお、代理人が手続きする場合でも、申請者の直筆で記入する必要があることに注意してください。 また、代理人が手続きする際でも本人が申請するときと同じく、下記の必要書類を用意しなければなりません。 ■自動車保管場所証明申請書■保管場所標章交付申請書■権原書面(いずれか1通)・車庫が自己所有の場合:保管場所使用権原疎明書面(自認書)・車庫が他人所有の場合:保管場所使用承諾証明書■所在図および配置図 出典:警視庁公式サイト「車庫証明について」 なお、車庫証明の必要書類は警察署ですべて入手できます。ただし、警察署によっては、申請者の免許証や公共料金の領収書のコピーなど「申請者の使用の本拠の位置を確認できるもの」の添付が必要なため、事前に問い合わせましょう。 車庫証明の委任状の書き方 車庫証明の委任状は、下記のように書きます。 1.受任者:代理人の住所と氏名(代理人が記入しても可)2.委任事項:委任する内容3.自動車登録番号又は車体番号:クルマのナンバーまたは車体番号4.日付:委任状を作成した日5.委任者:申請者の氏名(名称)や住所、押印 委任事項には、下記のように委任する内容を具体的に記入します。 「自動車保管場所標章交付申請に関わる書類の作成や提出、受け取りおよび必要な修正や変更を含む一切の手続きを委任します」 用紙やフォントサイズなどに指定はありませんが、ひな型を利用するのが便利です。 車庫証明の委任状のひな型は、こちらのページでダウンロードできます。 車庫証明手続きの代理人になれる人 車庫証明の申請や受け取りなどの代理人は誰でもなれます。ただし、申請書に記載する内容には個人情報が含まれているため、信頼できる人に依頼したほうがよいでしょう。では、どのような人に依頼するとよいのか紹介します。 ディーラーや中古車販売店のスタッフ 誰に頼んでよいのか悩んだときは、車を購入したディーラーや販売店のスタッフに依頼するとよいでしょう。 ただし、ディーラーや販売店のスタッフに代理人を依頼した場合、手続き代行の手数料がかかることがほとんどです。相場は1万〜2万円程度です。そのため、車庫証明だけを取得したいのであれば、自分で取得したり、家族や友人に頼んだりしたほうが手数料を抑えられます。 しかし、車庫証明の取得や検査・登録など、自動車保有関係手続きのすべてが必要な場合は、ディーラーや販売店のスタッフに任せたほうがよいでしょう。 家族 車庫証明の代理人は、妻や子どもなどの家族でもなれます。妻や子どもが平日の日中に警察署で手続きできるのであれば、代理を頼むとよいでしょう。 ただし、妻や子どもは家族とはいえ、友人やディーラーなどに依頼した場合と同様に、委任状がなければ申請書類の修正ができません。車庫証明手続きをスムーズに行うためにも、委任状を作成しておきましょう。 友人 頼れる友人に車庫証明の取得を依頼することも可能です。平日の日中に警察署へ手続きに行くことができる友人に頼む場合にも、委任状を作成しておくことをおすすめします。 ------------------------------------------- ▼車庫証明に関する記事一覧車庫証明の発行にかかる期間は?有効期限や申請方法なども紹介車を乗り換えたら車庫証明の手続きが必要!取得するタイミングや方法も紹介車庫証明の取得費用はいくら?支払い方法や取得する流れも紹介 -------------------------------------------
スカイラインとして10代目のR34型は、第二世代の最終型として登場しました。そして、GT-Rを最上位グレードに設定した最後のスカイラインでもあります。これまでのスカイライン同様、GT-R以外にも個性豊かな多くのグレードがリリースされました。 今回はR34型で販売されたグレードのなかでも、特別限定車として販売された「25GT-V」にスポットを当てます。NAエンジンでありながらターボ車同様の足回りを装備し、高い走行性能を誇ったR34型日産 スカイライン 25GT-Vの魅力を振り返りましょう。 幅広いラインナップが用意されていたR34型 1998年5月から2002年12月まで販売された10代目スカイラインR34型。ボディのサイズアップと丸みを帯びたデザインが批判を浴びた先代R33型の反省から、R34型ではホイールベースを55mm短縮し、シャープなスタイリングに見直されました。 R34型に限らずスカイラインを象徴するのは、最上位グレードのGT-Rですが、第二世代スカイラインは魅力的な幅広いグレードが用意されていることも特徴の一つです。R34型でもセダンモデルの標準車25GTやターボ付きの25GTターボ、四輪駆動方式の25GT FOURなど個性的なグレードが展開されました。 エンジンは全てのグレードにRB型直列6気筒DOHCを搭載。2.6Lツインターボ仕様、2.5LターボとNA、2.0LのNAと合計4種類のエンジンがグレードによって使い分けられています。さらに、ボディタイプは2ドアクーペと4ドアセダンの2種類が用意され、エンジンと吸気方式、駆動方式との組み合わせによってさまざまなグレードが生み出されました。 スポーツグレードER34型として販売された25GT-V 不評だった先代のスタイリングを見直し「ドライビングボディ」「ボディは力だ」をキャッチコピーに直線基調のウェッジシェイプに生まれ変わったR34 スカイライン。 R34スカイライン 25GT-Vの位置付けを、第二世代のR32、R33を踏襲して用意された豊富なラインナップと共に紹介します。 R34型スカイラインには4つの型式が存在 R34型スカイラインには「BNR34」「ER34」「ENR34」「HR34」の4つの型式が存在します。なかでも今回紹介する25GT-Vなどが展開されたER34型は多くのグレードが展開されました。 NAエンジンを搭載する25GTと25GT-V、ターボ搭載の25GTターボ、内外装を充実させたGT-XやGT-Xターボと実に幅広い仕様が相次いでリリースされました。 25GT-Vは当初特別限定車だった 直列6気筒RB25DE型のNAエンジンを搭載する25GT-Vは、1999年2月に特別限定車として4ドアセダンのみが発売されます。NAエンジンモデルにもかかわらず、足回りを中心に多くの点でターボ仕様車と同じ装備が施された運動性能に優れたモデルでした。 当初は3月末までの販売予定でしたが、人気の高さから4月以降も生産を継続。翌2000年には2ドアクーペも生産され、セダン、クーペともに後期型は限定車ではなくカタログモデルとなりました。 NAながら充実した装備の25GT-Vが放つ魅力 ターボと比較すると非力なNAエンジンを搭載しながらも、充実した装備を足回りにととのえた25GT-V。優れた走行性能を発揮する25GT-Vは、ターボ車と比べて30万円以上も価格を抑えられた、お財布にもやさしいモデルでした。 GT-Rでもターボ車でもないのに、上質なスポーティ感を味わえるR34型スカイライン「25GT-V」が放つ魅力を紹介します。 似ているようで大きく違う25GTと25GT-V 25GT-Vと混同されがちなのが「25GT」です。どちらも同じNAエンジンを搭載し、ボディタイプやトランスミッションの設定も変わりません。しかし、足回りの仕様によってドライブフィールは大きく異なります。 ER34型のベーシックモデルといった位置付けの25GTのホイールサイズは16インチで、足回りもNAエンジン仕様です。一方、25GT-Vは17インチホイールを始め、足回りや駆動制御システム(リヤビスカスLSD)、ブレーキシステムがターボエンジンを搭載する25GTターボと同じ仕様になっています。 急ハンドル時の収束性に優れている電動スーパーハイキャスと、安定したコーナリング性能を生み出すリアスタビライザーを装備し、ブレーキには4輪とも対向ピストンキャリパーを採用しています。NA仕様とはまったく異なるスポーティな足回りに仕上げられました。 NAエンジンながら、ターボエンジンを搭載する上位グレードの25GTターボと25GT-Vは同等の位置付けだとわかるポイントがエンブレムです。25GTはブルーのエンブレムを付けているのに対し、25GT-Vは25GTターボと同じ赤いサイドエンブレムを装着しています。 街乗りとしても楽しめるナチュラルな吹け上がり 瞬発力のある加速感が特徴のターボ車と比べて、NAらしいナチュラルな吹け上がりのある25GT-Vは、街乗りでもスムーズな走りを楽しめる一台です。 しかも、ターボ車譲りの締め上げられた足回りによって高い安定感を実現しているため、NA独特のフィーリングを味わいながら躊躇いなくアクセルを開けられます。 状態によってはターボ仕様並の高値で取引される25GT-V 25GT-Vは、NAエンジンにターボ車の足回りという通好みの存在です。GT-Rやターボ仕様の25GTターボに比べるとこれまであまり高い評価はされてきませんでした。 しかし、アメリカの「25年ルール」やハリウッド映画での起用による、R34型GT-Rの人気の高まりにともなって25GT-Vも高値傾向にあります。大手中古車情報サイトでは、走行19万キロ以上の1999年式25GT-Vで400万円以上の価格の個体も存在しました。 旧車王での買取価格も上昇傾向で、希少性から状況次第ではターボ車並みの価格がつけられることもあります。NAなのにターボと同等の運動性能を発揮するR34型スカイライン 25GT-V、今後の価格動向から目が離せません。 ※価格は2023年3月執筆当時
ランドクルーザー200系のリセールバリューが高ければ一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。今回は、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場やリセールバリューが決まる要因、ランドクルーザー200系を高く売る方法などについて詳しく解説します。ランドクルーザー200系の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場は、圧倒的な高値を維持しています。これは、高いオフロード性能や頑丈な車体は世界的にも認められており、経年や走行距離にそれほど左右されることなく国内外での需要が見込まれるためです。 ただし、昨今の中古車バブルによって高騰し続けていた相場は社会情勢の変化により収まりつつあるため、今後の推移については注視する必要があります。相場の高騰時に購入して数年後に売却すると、車両の残価率が大幅に下がる可能性があるため注意が必要です。 また、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場が高い一因として、パキスタンでの人気の高さが影響しています。ランドクルーザーが最も輸出されているパキスタンでは「製造年から5年以内」という中古車輸入規制があり、それが日本の中古車相場に大きく関係するためです。新車でランドクルーザーを購入するには関税の影響でかなりの高額となるため、船便で1ヶ月程度で輸入できる日本の中古ランドクルーザー200に人気が集中しています。 ランドクルーザー200系を手放すのならば、パキスタンの年式規制が終わる前に売却するのがよいでしょう。それ以前の年式の車両は、走行距離や車両の状態を問わず価値が急落することもあるため注意が必要です。 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因について詳しく解説します。 製造年から5年以内の車両 ランドクルーザー200系は、製造年から5年以内までの車両のリセールバリューが特に高い車です。ランドクルーザー200系が最も輸出されているパキスタンでは中古車を輸入する際に年式規制があり、この規制の範囲内かどうかが日本の相場にも大きく影響を与えています。該当する車両かどうかで査定額が200万円ほど変わることもあるため注意が必要です。 エンジン変更後のモデル ランドクルーザー200系は、2009年のマイナーチェンジ後の新開発1UR-FE型エンジン搭載車が人気です。100系に搭載していた2UZ-FE型の改良版である従来のエンジンと比較すると、吸気側のみだったバルブタイミング制御を排気側にも追加したDUAL VVT-iへと進化させています。最高出力は30ps増加し、同時に燃費性能の向上と6速ATへの変更によりドライビングフィールもよりスムーズになりました。 2009年に追加された最上級グレードのZX系が人気 ランドクルーザー200系は最上級グレードのZX系が人気です。20インチのアルミホイールや電子制御式可変ダンパー、高耐久性のセミアニリン仕上げ本革シートなどを装備したハイエンドモデルといえるでしょう。悪路走破性の高いオフローダーであると同時に、最上級のサルーン仕様が幅広い層から求められています。 ランドクルーザー200系を高く売る方法 続いて、ランドクルーザー200系を高く売る方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶことで、より高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、日本国内だけでなく海外でも非常に人気の高い車です。国内にしか販売ルートを持っていない買取業者では、オークション相場に基づいた査定しかできません。 ランドクルーザーを専門に取り扱う業者であれば詳細査定の経験や売買実績が豊富であるため、高額査定が出やすいといえるでしょう。 足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行う ランドクルーザー200系は、足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行うことで高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、レジャーやオフロードで使用されることが多い車です。走行距離が長くなることによる足回りの劣化や、雪道・海岸沿いを走ることによる塩害への対策をしっかりと行いましょう。 リコール対策済みであること ランドクルーザー200系には、燃料ポンプやエアバッグの動作不良によるリコール対象車両があります。対象車両かどうかの検索はトヨタのホームページ上で車台番号を入力すれば検索できるため、未実施の場合はディーラーで無料の点検修理を受けましょう。不具合が万一発生すると、状態によっては車両の価値を大幅に下げてしまうため注意が必要です。 ランクル200の魅力と歴史 ランドクルーザー200系は、2007〜2021年に販売されたトヨタのSUVです。強靭なラダーフレームによる頑丈さと悪路走破性の高さへの信頼は絶大で、2019年には世界170ヶ国で販売され年間グローバル販売台数は約40万台にのぼります。また、豪華な内外装に加えて、ワイルドさと上品さを兼ね備えた外観デザインは新たなユーザー層も獲得しました。 ランドクルーザー200系は、歴代のランドクルーザーの中でも特に豪華装備といわれており、国内外の富裕層から絶大な支持を得ています。リセールバリューの高さや中古車価格高騰により、投資目的で購入するユーザーも少なくありません。 モータースポーツではダカールラリーでも活躍しています。過去13回に渡って出場し、市販車部門で11回の優勝(9連覇)に輝きました。この輝かしい実績や砂漠地帯でのタフな走りが、中東地域でのランドクルーザー200系の市場価値をさらに高めています。 基本スペック乗車定員........8名(官公庁向けのGXグレードのみ5名)駆動方式........フルタイム4WDエンジン........4.7ℓ V型8気筒DOHC 2UZ-FE型、4.7ℓ V型8気筒DOHC 1UR-FE型(2009年4月以降)
日産を代表する4ドアスポーツセダンおよび2ドアスポーツクーペとして人気が高いスカイライン。中でも、R32型はデビューから時間が経過しているものの、現在でも高い人気を誇ります。今回は、R32スカイラインのリセールバリューや高く売るポイントなどを解説します。 R32スカイラインのリセールバリューのポイント R32スカイラインのリセールバリューは、~200万円程度が相場です。実際のリセールバリューはグレードによって異なるため、査定してみなければわかりません。 買取相場の傾向を見てみると、4ドアセダンよりも2ドアクーペの方が高く買い取りされています。また、R32スカイラインの高性能スポーツグレードである「GT-R」は、プレミア価格として高額買取されるケースが多くみられます。 R32スカイラインを高く売る方法 ここからは、R32スカイラインを高く売る方法について紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく 外装や内装、エンジンやトランスミッションなど、見える部分だけでなく、見えない内部の部分までしっかりとメンテナンスしておくと、高く買い取ってもらうことができます。 そのため、R32スカイラインを少しでも高く売りたいのであれば、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。 ノーマルパーツに戻す R32スカイラインの中でも2ドアクーペは、スポーティな走行を楽しめるモデルとして高い人気を誇ります。 そのため、ホイールを交換したりエアロパーツを追加装着したりして、走行をより一層楽しめるようにカスタマイズしているケースも珍しくありません。このようなカスタマイズ車両は、そのままでも高く売れるケースがあります。しかし、カスタマイズのベース車両として売却した方が高く売れるケースの方が多いことから、ノーマル状態に戻した方がよいといえるでしょう。 まずは、売却するときはカスタマイズした状態で査定してもらい、ノーマルに戻した方が高く売れると判断された場合には、ノーマル状態にして売ることをおすすめします。 R32スカイラインの魅力と歴史 R32スカイラインは、1989年5月にデビューしたスポーティな走りを追求した4ドアセダンおよび2ドアクーペです。 シンプルな面で構成されたボディや絞り込まれたフロントノーズなどにより伸びやかなスタイリングが特徴となっています。用意されるボディタイプは、4ドアセダンと2ドアクーペの2タイプです。それぞれに2WDと4WDが設定されています。 また、オーバーフェンダーや専用フロントスポイラー&リアスポイラーなどを採用し、直列6気筒ツインターボエンジン(RB26DETT)を搭載した「GT-R」も用意されています。 さらに、NISMO、オーテックバージョン、N1など、さまざまなバリエーションを展開していたこともR32スカイラインの特徴です。 【R32スカイラインの主なスペック】 ボディサイズ 4ドアセダン:全長4,580mm×全幅1,695×全高1,340mm2ドアクーペ:全長4,530mm×全幅1,695mm×全高1,325mmGT-R:全長4,545×全幅1,755mm×全高1,340mm エンジン 直列4気筒1.8L直列6気筒2.0L直列6気筒2.5L(1991年8月以降)直列6気筒2.6Lツインターボ(GT-R)
現在も世界のスーパーカーファンを魅了するトヨタ 2000GTを詳しく知りたい人も多いでしょう。今回は、トヨタ 2000GTの概要、買取価格の動向、トヨタ 2000GTを高く売る方法や高価買取が期待できる業者の特徴について解説します。トヨタ 2000GTの売却を検討中の人は参考にしてください。 トヨタ 2000GTとは? まずは、トヨタ 2000GTについて詳しく解説します。 エクステリアの特徴 トヨタ 2000GTのエクステリアの特徴は、リトラクタブルヘッドライトのファストバッククーペであることや、現在でも異例といえる専用デザインのマグネシウムホイールが採用されている点です。当時のスポーツカーの定番デザインともいえるロングノーズ&ショートデッキスタイルは、5ナンバーのコンパクトボディ(ボディサイズは全長4,175mm、全幅1,600mm、全高1,170mm)ながら流麗なデザインとして世界中から高い評価を得ています。 ボディカラーはペガサスホワイト、ソーラーレッド、サンダーシルバーメタリックの基本3色で、特注色(後期型で正式採用)のベラトリックスイエロー、アトランティスグリーン、トワイライトターコイズメタリックを合わせた計6色が販売されました。また、ゴールド塗装の特別車両も3台(前期型の2台はそれぞれToyota USA Automobile Museum、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザに展示。後期型の1台は所在不明)のみ存在します。 インテリアの特徴 ウッドのステアリングとインパネ、シフトレバーに多眼メーターの組み合わせにより現在の車にはない重厚感があることが、トヨタ 2000GTのインテリアの大きな特徴です。ウィンカーやライトの操作系はメーター周りに配置されたトグルスイッチで、ノスタルジーを感じる人も多いでしょう。また、サイドブレーキがトラックなどで採用されているステッキ型となっており、スポーツカーとしては特異な点です。 エンジンの特徴 トヨタ 2000GTのエンジンは直列6気筒DOHCで、クラウン用に開発されたM型(直列6気筒SOHC)をヤマハ製のDOHCヘッドに換装した3M型です。0-400m15.9秒、最高速度220km/hは当時の世界トップレベルをマークしています。 さまざまなシーンで活躍した功績 トヨタ 2000GTはさまざまなシーンで活躍した功績があります。モータースポーツでは鈴鹿500km・1,000kmレースや富士24時間レースといった耐久レースで優勝し、発表当時のスピードトライアルで3つの世界記録と13におよぶ国際記録を樹立しました。また、日本車として唯一映画「007シリーズ」のボンドカーとして劇中に登場しており、トヨタ 2000GTとトヨタの名前を世界中に広げています。 トヨタ 2000GTの価格動向 トヨタ 2000GTは新車販売価格は238万円で現在に換算すると2,000万円級の高級スポーツカーであり、1967〜1970年の3年間でわずか337台の生産台数でした。このためトヨタ 2000GTは「幻の名車」と呼ばれるほどにその希少価値が評価されています。 海外オークションでは驚くべき価格で取引されています。2020年10月にはアメリカで開催された「RMサザビーズ」にて約9,560万円(91万2,500ドル)で、2022年3月には同じくアメリカで開催された「アメリア・アイランド・オークション」にてなんと約2億9,300万円(253万5,000ドル)で落札されました。この個体は、シャシーナンバー「MF10-10001」のトヨタ2000GTの第1号車であるがゆえに超高価格がつけられました。 2023年3月には、フランスで開催された「RMサザビーズ」で約8,830万円(62万3,750ユーロ)にて落札。条件や状態によって価格差はあるものの、やはり「トヨタ 2000GT」のブランドには数千万円級の価値があるといえます。 トヨタ 2000GTを高く売るためには? トヨタ 2000GTを高く売るためには、日頃からしっかりとしたメンテナンスを行うことが重要です。新車登録から50年以上が経過した車のため、レストアを行っていることも多いでしょう。しかし、レストアはあくまで研磨や洗浄分解、バランス取りにより新車に近い状態に戻す作業です。新品の純正部品が入手できるのであれば、可能な範囲で部品交換をしておくことでさらに高額査定となる可能性が高いでしょう。 トヨタのGRヘリテージパーツプロジェクトでは、既に廃番となっていたトヨタ 2000GTのトランスミッションやデファレンシャル関連部品及び消耗品類が純正部品として復刻されています。Toyota Gazoo Racingサイトで販売されているため、レストアやメンテナンスに活用するとよいでしょう。 トヨタ 2000GTの高価買取が期待できる業者の特徴 続いて、トヨタ 2000GTの高価買取が期待できる業者の特徴について詳しく解説します。 買取実績がある トヨタ 2000GTの買取実績がある業者であれば、高価買取に期待できます。トヨタ 2000GTは、発売から50年以上が経過した、世界中のスーパーカーファンの垂涎の的です。実績もない一般的な買取業者ではとても取り扱いできません。 売却する際には、過去にトヨタ 2000GTの買い取った実績があるかどうかを確認しましょう。加えて、他の名車や希少車を数多く取り扱っている業者であればより安心して任せられます。 ちなみに、旧車王では過去に二度トヨタ 2000GTを買い取りました。1967年式と1968年式、いずれも前期型です。実績をもとにした高価買取が可能であるため、私たち旧車王にぜひ査定をお任せください。 二重査定をしない 二重査定とは、買取契約後に引き取った車両の再査定を行い、不具合があった場合に査定額の減額請求やキャンセルを行う行為です。お客様にとって不誠実な対応でありながらも、中古車買取業者の間で横行しています。なぜ二重査定する事態が起こるのかというと、車に対する知識もノウハウも未熟なままに査定するため、一度で車両の細かな状態までチェックできないからです。逆に考えると、二重査定を一切しない業者は、一度の査定でしっかりと車両のコンディションを見抜ける実力をもっているといえます。大事なトヨタ 2000GTを売却するなら、確かな知識とノウハウをもち、誠実に査定してくれる業者を選びましょう。 希少な車の買取を得意としている トヨタ 2000GTの買取は、希少車を数多く取り扱っている業者に依頼すると安心です。希少車の査定は知識と経験がなければ非常に難しく、販売面でも個人顧客や販売ルートなどを確立していなければ信頼や実績を得られません。 トヨタ 2000GTはあまりにも珍しい車のため専門店はほとんど存在せず、投資家やブローカーが取引に関与する場合が多い傾向にあります。しかし、オーナーが納得できる適正な査定を考えると、希少な車の買取を得意としている専門業者への依頼がおすすめです。