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旧車の売買と鑑定市場

カーエアコンは春先にしっかりとチェックして快適な夏を迎えよう
旧車の売買と鑑定市場 2023.02.16

カーエアコンは春先にしっかりとチェックして快適な夏を迎えよう

夏を迎えて、いざエアコンを使おうと思ったら涼しい風がまったくでてこない……という経験をされた方も多いのではないでしょうか。真夏にクルマでエアコンが使えないと、修理工場まで持ち込むのも大変です。カーエアコンは、冬が終わった春先に一度チェックしておきましょう。 今回は、エアコントラブルの主な原因の一つである“ガス漏れ”を中心に原因や対処方法を詳しく解説します。また、旧車で起こりがちな故障原因も紹介するので、エアコンの不調を感じたらぜひ参考にしてください。 カーエアコンは早期点検が重要 カーエアコンの故障は、できるだけ早く原因を突き止めて修理をすることが重要で、冬場を超えた春先での点検をおすすめします。 ここからは、寒い時期を過ぎた後での点検が良いとされる理由とガス漏れによる影響について紹介します。 カーエアコンを春先に点検したほうがいい理由 カーエアコンを点検する時期として春先をおすすめする理由は、単純に故障に気がつくのが春以降になりやすいためです。冬場の車内暖房は、エンジンで温められた冷却水の熱を利用します。エアコンのスイッチを入れなくても十分にクルマの中が暖かくなるのです。そのため、エアコンが故障してもなかなか気がつきません。 そしてもう1つの理由が、長期間使用しない点と寒さによる悪影響です。動かさないことによってコンプレッサーが固着したり、温度変化によってパッキン類の劣化してしまう事例も少なくありません。 カーエアコンが効かなくなる主な原因はガス漏れ カーエアコンが効かなくなる主な原因は、漏れによるガス(冷媒)不足です。エアコンは、圧縮したガスが気化する際に空気中の熱を奪うことで冷却します。しかし、ガスが不足すると気化する量が減少し、十分に圧縮できません。 ガス漏れしやすい箇所は、コンプレッサー、コンデンサー、配管の継ぎ目です。コンプレッサーは稼働時に大きな力がかかるため、軸受や本体の歪みによってガスが漏れやすくなります。コンデンサーは、熱を持ったエアコンガスを冷却するラジエーターのような形状の部品です。フロントバンパーの裏側にあるため、走行中に小石などがぶつかると破損してしまいます。 ガス漏れはコンプレッサーのダメージにつながることもある カーエアコンのガス漏れは、コンプレッサー本体のダメージにつながる場合もあるので注意しましょう。コンプレッサーが故障してしまうと、部品を丸ごと交換しなければならない場合も多く、修理費用が高額になってしまいます。 ガス漏れがコンプレッサーの破損につながる理由は、ガスと同時にオイルも漏れてしまうためです。カーエアコンの配管内は、コンプレッサーやシール剤やパッキンを保護するオイルもガスと一緒に循環しています。高負荷のかかるコンプレッサーにとって、潤滑と冷却を行うオイルは欠かせません。オイルが不足すると、最悪の場合コンプレッサーが焼き付いて使用できなくなってしまいます。 ただし、コンプレッサーには保護機能も備わっています。ガスを補充しても圧力が上がらないほどの大きな破損であれば、保護機能によってコンプレッサー自体が動作しません。 注意が必要なのは、軽微な漏れの場合です。ガスを補充すればエアコンの効きは改善されるため、漏れの修理はおこなわずガスだけを繰り返し補充しがちです。しかし、ガス漏れの箇所からオイルも漏れ続けているため、オイル不足になる恐れがあります。 旧車のエアコンで起こりがちな故障原因 カーエアコンの故障原因について紹介しました。乗っているクルマが旧車の場合は劣化の進みがよりはやいでしょう。ここからは旧車のエアコンが故障した際に、確認したほうがいいポイントを紹介します。 電磁クラッチの不具合 旧車のエアコンが故障する原因の一つが、電磁クラッチの不具合です。カーエアコンは、スイッチが入るとエンジンで回転するプーリーとコンプレッサーの回転軸が磁力で圧着し、力が伝わる仕組みになっています。電磁クラッチが正しく動作しないと、コンプレッサーで冷媒を圧縮できません。 長年使用し続けると、摩耗によって電磁クラッチとプーリーのすき間が広くなってしまい、磁力に引き寄せられなくなってしまいます。また、万が一圧着面にサビが発生すると十分な圧着力を維持できないでしょう。 電磁クラッチに不具合が起こった場合は、基本的にはコンプレッサーを交換する必要があります。ただし、クリアランスの調整やサビを落とすことでそのまま使える場合もあるので、修理工場に相談してみましょう。  エバポレーター内の漏れ 旧車でエアコンが故障した際に見落とされがちなのが、エバポレーター内のガス漏れです。エバポレーターは車内側にある熱交換器のため、小石や砂利などといった外部の影響による漏れはあまり発生しません。 しかし、長年使用した旧車では、配管の継ぎ目に使用されるゴムパッキンの劣化が進んでいます。また、可能性はあまり高くありませんが、クルマの保管状態によっては金属が腐食して、熱交換器本体が破損していることもあるので慎重に確認しましょう。 修理工場で適切な検査と修理をおこなう カーエアコンの主な故障原因である“ガス漏れ”は、目視ではなかなかわかりません。また、エアコンの効きが悪いからといって、安易にエアコンガスの補充だけを行ってもオイル不足につながる恐れがあり危険です。 ガス漏れの修理方法として、最近注目されているのが“漏れどめ”です。ガスが漏れている場合は基本的に部品交換しなければならず、修理費用が高くなってしまいます。しかし、漏れどめを使用すれば、エアコンガスの補充を含めても2〜3万円程度で修理できます。大きな破損には対応できないかもしれませんが、エアコン修理の選択肢の一つとして検討してみてください。 エアコンの不調を感じたら専門の工場で検査をおこない、必要に応じて修理をしてもらいましょう。

ランクル100のリセールバリュー・買取相場を解説!売り時・高く売る方法も紹介
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.31

ランクル100のリセールバリュー・買取相場を解説!売り時・高く売る方法も紹介

トヨタのランクル100(ランドクルーザー100系)は、1998年から2007年まで販売されていました。最新の300系からは2世代前のモデルですが、現在もなお中古車市場に人気車種として流通しています。 今回はランクル100のリセールバリューおよび買取相場と、人気のカラーとオプション、売り時の見極め方、高く売るための方法を紹介します。ランクル100の売却を検討している方はぜひ参考にしてください 【グレード別】ランクル100のリセールバリュー・買取相場 ランクル100は中古車市場において高い人気を誇る本格クロカンで、買取相場も高値で推移しています。走行距離が20万km超の個体でも100万円以上の価格で取引されることがあるほどです。 まずは、ランクル100の買取相場についてグレード別に紹介します。 ※2024年7月時点の情報です。 VX 標準グレードであるVXの買取相場は、〜200万円ほどです。ただし、直列6気筒のターボエンジンを搭載したディーゼルモデルの場合は〜350万円ほどに跳ね上がります。ディーゼル車はガソリン車よりもパワフルな走りを実現できるため、本格的なオフロード走行を楽しみたい方からの需要の高さが影響していると考えられるでしょう。 VXリミテッド 上級グレードのVXリミテッドの買取相場は、〜200万円ほどです。VXと同様にディーゼルモデルへの評価が高く、買取相場は〜350万円ほどに上がります。 VXリミテッド Gセレクション 最上級グレードのVXリミテッド Gセレクションの買取相場は、ガソリンモデルで〜200万円ほど、ディーゼルモデルではなんと〜400万円ほどです。ディーセルモデルのもともとの魅力に加えて、最上級らしい豪華な装備への評価が価格に反映されています。 ランクル100の人気カラー・人気オプション 続いて、ランクル100で人気のカラーとオプションを紹介します。ここで紹介するカラーのモデルだったり、該当のオプションを装備したりしている場合にはさらなる高額査定に期待できるでしょう。 人気カラー ランクル100で人気のカラーは、ホワイトパール系のカラーです。 前期モデルと中期モデル(1998年〜2005年)では「ホワイトパールマイカ」、後期モデル(2005年〜2007年)では「ホワイトパールクリスタルシャイン」が該当します。 洗練された色味によってランクル100の高級感がさらに際立っている点が人気の理由と考えられます。なお、いずれもオプションカラーとしてリリースされています。 人気オプション 次に、ランクル100で人気のオプションを3つ紹介します。 ・電動デフロック(リヤ)デフロックとは、万が一悪路で滑ったり泥濘みにはまったりした際に、脱出できるようにデフ(デファレンシャルギヤ)をロックする機能です。センターデフロックは標準装備されていますが、リヤにもデフロックもつけることで、より安心して悪路を走行できます。 オフロードでの走りを楽しむために購入されるケースが多いランクル100にとっては、必要不可欠なオプションの1つといえます。 ・ムーンルーフムーンルーフとは、開閉可能なクルマの屋根です。昼間には陽の光が差し込んで室内が明るくなり開放感が生まれるほか、夜にはクルマにいながら星空観賞を楽しめます。まさしくアウトドアにうってつけの装備であるために、人気の高いオプションの1つです。 ・本革シート+シートヒーターランクル100ならではの価値をさらに向上させるオプションです。革素材で室内の高級感が増すほか、シートヒーターによって快適なドライブを実現できます。高級感を志向してランクル100を選ぶ方も多いため、注目の集まりやすいオプションの1つです。なお、本革シートはVXリミテッド Gセレクションにしか装備できません。 ランクル100の売り時を見極めるには? 高値がつきやすいランクル100ですが、より高く売却するタイミングを見極めるにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、ランクル100の売り時を知るために方法について解説します。 買取相場をこまめにチェックする ランクル100に限ったことではありませんが、中古車の買取相場は日々変動しています。同じクルマだとしても、1年後には価格が大きく変わっていたというケースも珍しくありません。また、一度価格が落ちてしまうとなかなか値上がりしない場合もあります。そのため、こまめにランクル100の買取相場をチェックし、自分の希望に届きそうな金額になったタイミングで売却するとよいでしょう。 アメリカの25年ルール解禁の時期を知る ランクル100は、年式によってはすでにアメリカの25年ルールの対象に含まれているクルマです。 アメリカでは原則として右ハンドル車の輸入を禁止していますが、新規登録から25年経過したクルマはクラシックカーとして輸入が可能になります。この輸入の緩和措置が「25年ルール」です。 ランクル100は1998年に発売されているため、すでに25年経過している個体もあり、これからどんどん25年ルール解禁になるモデルが増えていきます。もともとランクルは世界的な人気を誇るクロカンです。アメリカで輸入可能になれば、国外への流通数が増え、国内市場での価値が高まり、買取価格が上がる可能性が考えられます。 自分の所有しているランクル100がいつ25年ルールの対象となるのかを知っておくと、損なく売却できるかもしれません。 ▼ランクル100の25年ルールについてはこちらでも解説しています。2023年1月にランクル100が25年ルール解禁!今後値上がりする? ランドクルーザー100系を高く売る方法   ランクル100の売り時の見極め方を解説しました。ここでは、さらに高くランクル100を売るための方法を紹介します。 ランクル100の特徴を理解している業者を選ぶ ランクル100を売却する際には、ランクル100の特徴をしっかりと理解している業者を選びましょう。 業者の買取実績を調べることはもちろん、オフロードカーの取扱実績が多い業者を検討するのもおすすめです。オフロード走行したクルマならではのダメージの特徴を理解している業者であれば、あなたの車の状態についても適正に評価してくれるはずです。 なお、10年以上経過したクルマ専門の買取サービス・旧車王でも多くのランクル100を買取しております。旧車専門だからこその豊富な知識と知見を活かし、お客様のおクルマの価値を丁寧に“鑑定”しております。 ランクル100をご売却の際には、ぜひ旧車王をご検討いただけますと幸いです。 ▼旧車王にランクル100をご売却いただいた皆様からの口コミはこちらで紹介しています。【旧車王】トヨタ ランドクルーザー100買取の口コミ・評判 | 旧車王 定期的にメンテナンスする 車輌のコンディションは査定額に大きく影響します。そのため、定期的にメンテナンスを実施して、良好なコンディションを維持しておきましょう。 ランクル100は、最終モデルでも新車から15年ほどが経過しています。エンジンやトランスミッション、足回りなどの走行性能に関わる部分以外にも、ボディやヘッドライトの黄ばみなど、外観の劣化も進行しているはずです。もしボディに錆などが発生していたら、進行しないように早めに対処するとよいでしょう。 社外パーツは純正パーツに戻す ランクル100は、カスタムを楽しみたい方にも人気のモデルですが、社外パーツを取り付けている場合は、売却前に純正パーツに戻すことが望ましいでしょう。社外パーツは好みが分かれるため、中古車市場ではプラス評価にならない場合があります。また、ランクルは海外でも人気の車種ですが、国外の市場においても純正パーツの方が好まれる傾向があります。 まとめ ランクル100のリセールバリューと買取相場について解説しました。 高級感溢れる本格クロカンとして人気のあるランクル100の買取相場は、依然として高値で推移しています。売る時期を見極め、なおかつ売却先についてもじっくり検討することでより高値で売却できるかもしれません。また、定期的なメンテナンスで車輌のコンディションを保ち、社外パーツを取り付けている場合は手放す前に純正パーツに戻しておくとよいでしょう。

ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.31

ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

ランドクルーザー 80系のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。世界的にも悪路走破性の高さや頑丈さは認知されており、生産終了から20年以上が経過した現在でも数多くのファンを魅了する車です。今回は、ランドクルーザー 80系のリセールバリューや高く売却する方法について解説します。ランドクルーザー 80系の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は、非常に高い状態が続いています。世界的にも人気のモデルであるため、アメリカのオークションでは2021年に約1500万円で落札された車体もありました。国内でも状態のよい車体は中古車で200万円台が主体となり、走行距離が短いものや査定評価の高い車体は600万円前後のプレミア価格がついています。 走行距離が少なく、状態のよい車体は200〜300万円の査定額となるケースが多いです。新車販売当時の車両本体価格が350〜450万円だったことから、残価率も非常に高い車だといえるでしょう。ただし、年式が古い車となるため、走行距離や車体の状態などでその価値は大きく異なります。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイントについて詳しく解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 80系はリセールバリューが高いです。頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 80系は、走行距離が20〜30万kmでも十分に性能を発揮します。ただし、リセールバリューを考えると、走行距離15万kmを境に相場に大きな変動が見られるため、ひとつの目安と考えるとよいでしょう。 エンジンタイプ ディーゼルエンジン仕様車は、排ガス規制によりリセールバリューは期待できないと考える人も多いでしょう。しかし、ランドクルーザー 80系は、現在でも海外で非常に人気が高いモデルです。ガソリンよりもディーゼルエンジン仕様車の方が買取相場が高く、そのほとんどは海外へ輸出されます。ただし、ランドクルーザー 80系のディーゼルエンジン車は国内では登録できない地域もあるため、購入時には注意が必要です。 メーカー純正仕様車 ランドクルーザー 80系は、カスタムベースとしても人気が高い車です。しかし、外品パーツでカスタマイズされた車はリセールバリューが低くなる傾向にあります。モデルの特性上、悪路走破性を発揮できるか否かが、リセールバリューに大きく影響します。 バンよりもワゴンタイプ ランドクルーザー 80系は、国内では1ナンバーとなるバン仕様車が維持費も経済的で人気です。しかし、リセールバリューを考えると、3ナンバーのワゴンタイプの方が高値を維持しています。これはランドクルーザー 80系が海外に輸出されることが多いためです。 海外の国々ではワゴンやバンという仕様の違いではなく排気量100cc単位やCO2排出量、馬力などで自動車税の課税基準を決めることが多く、同じ税額なら豪華装備のワゴンタイプが選ばれることが相場に影響しています。 ランドクルーザー 80系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 80系を高く売却する方法について解説します。 ランドクルーザー 80系の魅力を理解している業者を選ぶ ランドクルーザー 80系を高く売却するためには、ランドクルーザー 80系の魅力を十分に理解している業者を選ぶ必要があります。一般的な買取業者やディーラーは、オークションの相場を基準に買取額を設定しています。特殊な車両であるランドクルーザー 80系は、専門店などモデルの知識や取扱い経験の豊富な業者を選ぶことで高額売却の可能性が高まるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 80系のリセールバリューを高くするには、こまめなメンテナンスが必要です。非常に頑丈な車体のランドクルーザー 80系は、レジャーや長距離走行に用いられることが多いため各種オイルや消耗品の定期的な交換は欠かせません。また、耐久品についても経年による劣化対策をしっかりと行い、必要に応じて部品の交換などをしていくことでよい状態が保てます。 純正部品は保管しておく ランドクルーザー 80系は、カスタマイズされた車体も数多く流通しています。しかし、カスタマイズ車は価値評価が大きく分かれてしまい、状態によっては査定額が大幅に低くなるケースがあるため注意が必要です。カスタマイズしていても純正パーツの保管さえしていれば、買取査定前にメーカー純正仕様に戻せるため問題はありません。 ランクル80の魅力と歴史 ランドクルーザー 80系は、1989〜1997年にトヨタが販売したSUVです。先代60系よりも一回り大きくなったボディサイズの80系は、それまでのクロカンテイストから高級SUVへ変貌を遂げました。 ランドクルーザー 80系は高い悪路走破性や耐久性だけでなく、ランドクルーザーシリーズで初となる快適性や静粛性を備えたモデルです。また、ガソリンエンジンではランドクルーザー歴代史上最強の215psを発生する4.5ℓ 直6エンジンを搭載したことも話題となりました。 ランドクルーザー 80系は、本格オフローダーだけでなく豪華仕様となったことでタウンユーザーからも高い支持を得ています。世界中で人気の高かった先代60系の約41万台という累計生産台数と比較しても、80系は約55万台というベストセールスを記録しました。 基本スペック販売期間........1989~1997年乗車定員........5~8名駆動方式........フルタイム4WD(バンモデルの一部でパートタイム4WDを設定)エンジン........直6 4.0ℓ 3F-E型(1990~92年ガソリン仕様)、直6 4.5ℓ 1FZ-FE型(1992~97年ガソリン仕様)、直6 4.2ℓ 1HZ型(1990~97年ディーゼル仕様)、直6 4.2ℓ 1HD-T型(1990~95年ディーゼル仕様)、直64.2ℓ 1HD-FT型(1995~97年ディーゼル仕様)

軽自動車の売却時の必要書類は?売却の流れも紹介
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.31

軽自動車の売却時の必要書類は?売却の流れも紹介

軽自動車を売却するには、複数の書類を揃える必要があります。必要書類をあらかじめ確認しておくと、スムーズに売却できるでしょう。この記事では、軽自動車の売却時の必要書類や取得方法などを解説するとともに、売却するときの流れを紹介します。 軽自動車の売却時の必要書類 軽自動車を売却する際の必要書類は普通車の場合と比べて少ないうえに、実印と印鑑証明書が不要です。まずは、軽自動車の売却時の必要書類を1つずつ解説します。 リサイクル券 軽自動車の売却には、リサイクル券が必要です。リサイクル券は、廃車時の解体費用を前払いしたことを証明する書類で、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は以下の方法でリサイクル券を印刷してください。 1.自動車リサイクルシステムにアクセス2.自動車ユーザー向け3.自動車リサイクル料金の預託状況4.印刷 軽自動車納税証明書 軽自動車の売却には、軽自動車納税証明書が必要です。軽自動車税を支払ったときに、領収印が押された納税証明書を受け取れます。名義変更時は不要ですが、車検や売却時に必要です。 紛失した場合は、各自治体の役所で再発行できます。再発行時は、身分証明書や印鑑が必要なため持参しましょう。 またクレジットカードで納税した場合は、納税証明書が発行されないため、紛失したときと同様に各自治体の役所で発行してもらう必要があります。 自賠責保険証明書 軽自動車の売却には、自賠責保険証明書が必要です。強制保険とも呼ばれており、公道を走行するのに必要な書類です。自賠責保険証明書は、車検証入れに保管されているケースが多いため、車内を確認しましょう。 紛失した場合は、加入している保険会社で再発行の手続きをします。どこの保険会社かわからないときは、車を購入したディーラーや販売店に問い合わせてみてください。 自動車検査証(車検証) 軽自動車の売却には、自動車検査証(車検証)が必要です。自賠責保険証明書と同様に、常時携帯が義務付けられているため、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は、管轄の軽自動車検査協会で再発行の手続きをします。再発行には申請依頼書と使用者の押印が必要で、300円程度の手数料が発生することも把握しておきましょう。 自動車検査証記入申請書 軽自動車の売却には、自動車検査記入申請書が必要です。次の所有者へ名義変更するための書類であり、署名と捺印をします。 自動車検査記入申請書は、売却先で用意してくれるケースがほとんどです。軽自動車検査協会で入手できるほか、こちらからダウンロードも可能なため、ぜひ活用してください。 印鑑 軽自動車の売却には印鑑が必要です。印鑑は実印である必要がなく、朱肉を使う認印でも問題ありません。ただしシヤチハタなどのネーム印は、認められないため注意してください。 住民票 現住所と車検証上の住所が異なる場合は、住民票が必要です。住民票は各自治体の役所で取得できます。自治体によってはマイナンバーカードを使って、コンビニに設置されているキオスク端末でも取得が可能です。住所が変わっていなくても、住民票を求められるケースがあるため買取店に確認してみてください。 また車検証上の住所から2回以上変更した場合は、住民票に加えて「戸籍の附票」が必要になることも把握しておきましょう。 戸籍謄本 婚姻により苗字が変わった場合は、変更前後の氏名を確認するため戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は本籍地の役所で入手できます。マイナンバーカードを所有していれば、コンビニのキオスク端末で取得することも可能です。ただし、本籍地がコンビニ交付に対応していない場合は取得できません。 委任状 名義変更または廃車手続きを買取店に代行してもらうため、委任所が必要です。氏名と住所を記入し、捺印して売却先に提出します。 委任状は売却先で用意してくれることが多いですが、こちらでも書式をダウンロードできるため、せび活用してください。 軽自動車を売却するときの流れ 軽自動車を売却するときの流れを把握しておくと、スムーズに手放せるでしょう。続いて、軽自動車を売却するときの流れを解説します。 1.売却先を決める 車の売却先を決めて査定依頼します。「しつこく営業された」「契約後に買取金額を減額された」などと、店舗によって対応が異なるため、口コミや評判などを参考に売却先を選びましょう。また売却先によって、得意とするメーカーや車種が異なり、車に合った店舗で査定してもらうと高価買取が期待できます。 2.査定を受ける 売却先と日程を調整し、査定を受けます。直接出向く「来店査定」の他に、自宅や職場まで来てもらう「出張査定」を実施している店舗もあるため、自分に合った方法を選んでください。出張査定は、店舗に出向く手間を省けるため時間がない人におすすめです。 また査定前に洗車しておくと、車を大事にしている印象を売却先に与えられるため、高価買取につながる可能性があります。 3.必要書類を提出する 査定金額に納得し、売却の契約を交わした後は、上述した必要書類を揃えて提出します。不備があると手続きが進まず、売却金の入金が遅れてしまう可能性があるため、必要書類に漏れがないよう注意してください。 4.車両を引き渡す 必要書類の提出後は車両を引き渡します。ETCカードなど車内に忘れ物がないか確認してから。車両を引き渡しましょう。またカーナビに登録していた個人情報の削除も忘れないようにしてください。 5.入金を確認する 必要書類と車両を引き渡したら、売却先からの入金を待ちます。入金のタイミングは店舗によって異なるため、具体的な日にちを事前に確認しておくと安心です。入金予定日を過ぎた場合は、すぐに売却先へ問い合わせてみてください。

中古車のワンオーナーにはどんなメリットがある?デメリットについても詳しく解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.26

中古車のワンオーナーにはどんなメリットがある?デメリットについても詳しく解説

中古車選びをしていると「ワンオーナー」という表示を目にします。ワンオーナーとは、以前の車の所有者が、ひとりである場合につけられる表示です。 本記事ではワンオーナー車の確認方法、メリットとデメリット、ワンオーナー車を選ぶときのポイントについて、詳しく解説します。 ワンオーナー車とは ワンオーナー車とは、その車の以前の所有者が1人の車のことです。さらに所有者は個人に限られます。個人ではなく法人契約やレンタカーとして使われた場合は、不特定多数の人が運転しているといって間違いないでしょう。不特定多数が運転していると想像できる車であれば、例え所有歴がひとりであっても、ワンオーナー車とは扱われません。 ワンオーナー車の確認方法 購入を検討したい中古車が見つかった際に、購入を希望する車がワンオーナー車であるかどうかを確認する方法は次の2つです。 車検証を見る ワンオーナー車かどうかを確認する1つめの方法は、車検証を見ることです。車検証には車の所有者の情報が記載されています。もし所有者に関して複数の情報が記載されていれば、その車はワンオーナー車ではないことがわかります。 またワンオーナー車であれば、車検証に記載されている「初度登録年月」と「登録年月」は同じ時期になります。もし2つの情報に大きなずれがあるようなら、その期間中に市場へ流通し、誰かが所有した可能性があります。 ただし、所有者が転居によって車のナンバープレートが変更された場合、登録年月が更新されます。ナンバープレートの変更により、初度登録年月と差異が生じますが、このようなケースであればワンオーナー車として捉えることができます。 また近年は個人情報保護のために、過去の車の所有者の情報が確認できなくなってきました。そこで次に解説する、新車保証書を確認しましょう。 新車保証書を見る 新車保証書は、車以外の多くの製品にもついてくる、製品を購入すると同封されている保証書です。自動車なら新車販売時に、新車販売した店舗から発行されます。新車保証書の名義と車検証にある一つの名義が同一であれば、ワンオーナー車であると判断して間違いないでしょう。 ワンオーナー車のメリット ワンオーナー車は所有者が一人なので、ほとんどを同一の人物かその家族が運転した車であると判断できます。同じ人たちが運転していることから、次のようなメリットがあると考えてよいでしょう。 安心感がある ワンオーナー車であれば、新車から同じ人が所有し続けた車であることから、丁寧に扱われてきた可能性が高いと考えられます。メンテナンスも定期的に行われた車であれば、安心して運転できるでしょう。 故障箇所が少ない傾向がある 新車当時から丁寧に扱われ、定期的にメンテナンスが行われてきた車であれば、今後故障が発生する可能性も比較的少ないと予想されます。消耗部品も適切に交換されていれば、突然高額な部品交換に出費が必要となるケースも少ないでしょう。 ワンオーナー車のデメリット ワンオーナー車には安心感というメリットがある反面、以下のようなデメリットも考えられます。 価格が高め ワンオーナー車は人気がある分、価格は高めになる傾向があります。ワンオーナーであることの安心感よりも価格を優先したい方にとっては、ワンオーナー車を選ぶデメリットは大きいと言えるでしょう。 車の状態が悪いケースもある 過去の所有者が車を乱暴に運転する人や、点検整備を気にしない人であった場合には、車の状態が悪くなっている可能性が考えられます。ワンオーナー車でもボディや内装にキズや凹みなどが多い車であれば、乱暴に扱われた車かもしれません。購入する際には車の状態について、入念に確認しましょう。 ワンオーナー車を選ぶときのポイント ワンオーナー車だからといって、必ずしも安心して乗れる車であるとは言い切れません。以下に示す点について、忘れずに確認しましょう。 修復歴を確認する ワンオーナー車であっても、事故などで大きな修復歴があれば、今後の使用に影響を及ぼす可能性があるかもしれません。車には車両の構造や走行に関わる修復を行った際には、記録を残すことが義務付けられています。今後の使用に影響しそうな修復を受けていないかどうか、必ず確認しましょう。 内装や外装などをチェックする 内装や外装などを細かくチェックすると、その車が丁寧に扱われたかどうかを判断することができます。比較的新しいのに内装や外装に多くのキズなどの劣化があれば、その車は乱暴に扱われてきた可能性があるかもしれません。 中古車鑑定書を確認する 中古車には「中古車鑑定書」という、第三者機関が発行する鑑定書がつけられている場合があります。日本自動車鑑定協会というNPO法人や、一般財団法人の日本自動車査定協会が、公平な査定を行った上で、鑑定書や査定証を発行しています。第三者機関の専門家が、公平な立場で評価した車であれば、安心して購入しやすくなります。 ワンオーナー車が向いている人 ワンオーナー車は、気に入った中古車を手に入れて、今後長く丁寧に運転したいと考える人には向いているでしょう。丁寧に扱われたワンオーナー車を見つければ、購入後も安心して長く乗り続けることができるはずです。 ワンオーナー車が向いていない人 ワンオーナー車が向いていない人は、とにかく初期費用を抑えて中古車を手に入れたい人、あらかじめ比較的短い間だけしか、その車を所有する予定がない人などです。

車の走行距離の目安はどのくらい?車の買い替えの目安についても詳しく解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.24

車の走行距離の目安はどのくらい?車の買い替えの目安についても詳しく解説

車を買い替えるための検討や、中古車選びをする際に気になる情報の一つに、走行距離があります。車の走行距離は使用期間とともに増えていくので、一概に数値の大きさだけでは比較できませんが、車の特徴や使われ方などを推定する材料になります。本記事では車の走行距離と、買い替えるタイミングや中古車を選ぶ際の目安について、詳しく解説します。 1年の走行距離の目安 日本における1年間の車の走行距離は、1万kmが目安とされています。1年間で1万kmと言われているのは、日本人の車の使い方からも容易にイメージできるでしょう。ただし、この目安には仕事で使用する車は含まれていません。主な車の3つの代表的な使い方別に、走行距離の目安について解説します。 通勤に使用する場合 通勤での往復距離は、20kmから60km程度が現実的ではないでしょうか。1年間の出勤日を240日と仮定すると、通勤による年間の走行距離は4,800kmから14,400kmになります。 通勤+週末の外出に使用する場合 普段の車を通勤+週末の外出に使用する場合の走行距離は、外出頻度と移動距離に大きく依存します。 例えば、往復100km程度の移動が月2回の場合の走行距離は、1年間で2,400kmです。これに通勤距離の4,800km~14,400kmを加えると、7,200km~16,800kmが目安になります。 仕事で使用する場合 仕事で使われる営業車やレンタカーの走行距離は、車によってかなり差があると考えられます。特にタクシーや長距離輸送で使われるトラックは、1年間の走行距離が長くなるでしょう。 中古車として流通する可能性がある車に限定し、一例として営業所近くの客先を廻る営業車で考えてみます。移動中の平均時速を30km/h、移動時間を3時間とすると1日の走行距離は90kmです。営業日が年間240日とすると、年間の走行距離は21,600kmになります。 このように、仕事で使用する車の場合、年間走行距離が1万kmを大きく超えることが多いでしょう。 売却時の走行距離別の特徴 車を売却する際には販売店やディーラー、車の買取専門業者から買取価格の査定を受けます。車の下取りとして査定を受ける際に、あなたの車はどのように見られるのか?走行距離から3つのグループに分けて解説します。 〜3万km 走行距離が3万km以内で、かつ新車登録から3年以内の車であれば、まだ新しい車として評価されるでしょう。タイヤやブレーキパッド、ベルト類などの寿命は残っており、中古車としても価値が高いと判断されます。 〜5万km 走行距離が5万km以内で、かつ新車登録から5年以内の車であれば、ある程度使用された車と見なされるでしょう。平均的に使われた車であるものの、通常の範囲内でのメンテナンスや部品交換を行えば、中古車としても十分に価値がある車であると考えられます。 〜10万km 走行距離が10万km程度の車は、新車登録からの年月にかかわらず、かなり走り込んだ車として扱われるでしょう。走行距離が10万km程度になると、交換が必要になる部品が増えてきますし、交換が求められる部品も、高額なものが多くなります。 先ほどの車の使い方の想定からも、10万kmを走行するには、毎日比較的長い距離を走っている車でも、5年程度は経過していると考えられます。中古車としての価値は、よほどの人気車種でない限り、一般的には低い評価をされると考えておきましょう。 中古車選びでも走行距離に注目しよう ここまでは走行距離を、車を売却する立場から考えてきました。逆に中古車選びをする際にも、走行距離から車の特徴を推定することができるでしょう。1年間の走行距離を1万kmを目安として、走行距離と新車登録からの年月をあわせて考えれば、その車が日々長い距離を走行した車なのか、それとも週末など限定的に使用された車なのかを推定する材料になります。 車の寿命と走行距離の関係 車の寿命と走行距離には、概ね関係があると考えてよいでしょう。車は走行することによって、さまざまな部品が摩耗します。また、エンジンからの発熱によって、劣化が進行する部品もあります。ただし走行距離が短いからといって、車の寿命が伸びるわけではありません。停車した状態が長く続くことによって、調子が悪くなる場合もあります。先に想定したとおり、年間で5,000kmから20,000km程度で使われている車が、適正に寿命を消費できている車と考えてよいでしょう。 車の状態に影響する走行距離以外のポイント 車の状態に影響する要因には、走行距離以外にも車の使用環境、保管環境も影響します。例えば以下の3つの要因が考えられます。 沿岸部 車の保管環境も車の状態に影響する因子の一つです。まず沿岸部などの潮風が吹く地域では、錆が発生しやすくなります。車のボディであれば塗装されており、鉄部品にもめっきが施されていますが、長く潮風にさらされれば、比較的早期に錆が発生してしまいます。 直射日光 直射日光に長く曝されれば、塗装やプラスチック部品の劣化が進行します。ヘッドライトが黄ばんだり曇ったりするのは、太陽光の紫外線を多く受けた結果です。タイヤなどのゴム部品も、直射日光の紫外線の影響を受けやすい部品と言えます。 カバーの着用 近年では少なくなりましたが、車全体を覆うカバーの使用も、車に悪い影響を与えてしまう可能性があります。ボディにチリやホコリが付着した状態でカバーを引きずるようにかけると、チリやホコリでボディの塗装面を擦ってしまいます。また雨天時などにはカバーによって湿気を溜め込んでしまい、錆の早期発生に繋がりかねません。

車の遺品整理はどうしたらいい?相続手続き・売却について徹底解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.24

車の遺品整理はどうしたらいい?相続手続き・売却について徹底解説

遺品整理にあたって車の手続きにお困りではないですか。名義人がどなたかわからなかったり、相続の手続きに手間取ってしまったり、車そのものをどうやって整理していいのか悩んだりと、考えることや調べることが大変多いです。 今回は、亡くなった方の車の相続や名義変更の手続き、各種費用、さらに売却・廃車の方法まで解説します。それぞれの項目について詳細に説明した別記事も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ステップ1:お車の名義を明らかにする 亡くなった方の車を売却する場合でも廃車にする場合でも、まずは誰の名義になっているかをはっきりさせなければなりません。「単純に乗っていた人の名義なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、ローンを完済する前だとディーラーや信販会社の名義になっている可能性があります。 車検証に名義人が記載されているため、手続きの前にまず確認しましょう。 ステップ2:誰が相続するか決める 名義を明らかにしたら、法定相続人のうち誰が相続するかを決めます。認識の齟齬は後々大きなトラブルに発展するため、必ず全員で直接話し合いましょう。 ▼相続の流れはこちらでも解説しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-procedure-flow/ ▼相続人全員が遺産の分配に合意したことを証明するのが「遺産分割協議書」という書類で、相続手続きに必須です。詳しくはこちらをご覧ください。https://www.qsha-oh.com/historia/article/heritage-division-agreement/ ▼100万円以下の車に関しては手続きが簡略化されます。こちらをご確認ください。https://www.qsha-oh.com/historia/article/documents-for-selling-an-inherited-car/ ステップ3:名義変更する 相続人が決まったら名義変更を行いましょう。必要書類を揃え、管轄の運輸支局で手続きします。誰が相続するのかによって準備する書類が異なるため、事前に確認しておくと安心です。また、相続する車が乗用車なのか、軽自動車なのかでも必要書類が違います。 ▼相続の名義変更に必要な書類はこちらで紹介しています。相続人が一人で単独で相続を行う場合・相続人が複数人でそのうち一人が相続する場合軽自動車を相続する場合のパターン別に解説しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-documents/ ステップ4:売却・廃車する 「もう誰も乗る人がいないため、車自体をどうにかしたい」という場合には、売却もしくは廃車の手続きを進めましょう。 廃車にする 廃車にする場合には、まず車を解体処理しなければなりません。その後に運輸支局にて手続きを行います。 ▼廃車手続きの詳細な方法・必要な書類はこちらの記事で紹介しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-scrapping-procedure/ 売却する 遺品のお車を売る場合には、中古車買取業者に問い合わせましょう。売却にあたっては車検証や自賠責保険証、自動車納税証明書など用意しなければならない書類があるため、事前に確認しておく必要があります。 ▼遺品の車を売却する際に必要な書類はこちらで詳しく紹介しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/documents-for-selling-an-inherited-car/ 遺品のお車を売るなら旧車王へ 車を売却するといっても、買取業者は山のようにあります。どこに査定を依頼したらいいのか悩んでいる方も多いでしょう。 複数の業者からの見積もりを取り寄せられる「一括査定サービス」もありますが、各社からの営業電話がしつこく、手続き自体が面倒になってしまうためおすすめできません。 遺品のお車の売却先にお困りの方、ぜひ旧車王にお任せいただけませんか?ここからは旧車王だからこその強みを紹介します。 複雑な手続きを代行 ここまで紹介した通り、車の相続の手続きは非常に複雑です。時間もかかりますし、警察署や陸運局などさまざまな場所に足を運ばなければならず、大変な労力がかかります。 しかし、旧車王にお車をお譲りいただける場合は、そうした手続きを代行いたします。車の相続に並行して、他の資産の手続きを行うという方も非常に多いでしょう。必要な書類さえご用意いただければ、名義変更などはこちらで手続きいたします。「そもそも必要書類の数が多すぎて一人で確認するのは不安」という方もご安心ください。お客様の状況にあわせて、スタッフがしっかりとご案内いたします。 また「長年大事にガレージに飾っていたために、エンジンがかからなくなってしまった」というお車もあるでしょう。動かなくなってしまったお車(不動車)をご自身の力で移動させることはほとんど不可能です。動かすためにはわざわざ専門業者を呼ばなければなりませんが、旧車王にお譲りいただければ、不動車の移動までしっかりと対応いたします。 車両の状態問わず査定 亡くなった方の愛車、中には何十年もの時間をともにしていたお車もあるでしょう。昔に購入した車だと「古くなってしまったから、値がつくのか心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 旧車王は、その名前の通り“旧車”、つまり古いクルマ(2012年以前)を専門としています。古いクルマの査定を断っている買取業者は多いですが、旧車王はどんなに昔のモデルでも対応可能です。数十年前の車の中には、プレミアの価値を秘めているものもあり、旧車王にはその真価を見極めるノウハウがあります。どんなに古いクルマでも、ぜひお任せください。 また、旧車王は自社内で整備工場を運営しており、壊れている車を修理・修復したうえで市場に再流通させています。そのため、買い取る車に関して状態は問いません。一切動かなくなってしまった車でもしっかりと査定し、他社よりも高額で買取いたします。 “自動車再生メーカー”としての強み 旧車王を運営しているカレント自動車は“自動車再生事業”を展開しています。前述の通り、昔の車や壊れている車を修理・修復して市場に再流通させています。言い換えるなら“自動車の価値を上げ、次のオーナーさまへつなぐ取り組み”です。 長年愛したお車、想い出がたくさん詰まったお車。また次の方に大事に、できるだけ長く乗ってもらいたいですよね。弊社の自動車再生事業は、お客様のそうした想いを叶えます。次のオーナーさまに少しでも長く乗っていただけるように、お譲りいただいたお車と真摯に向き合います。 まとめ 今回は遺品のお車に関する手続きを紹介しました。 お車をどうするのか、まずはお客様ご自身のお気持ちを大事にしていただきたいですが、もし売却をご検討の際はぜひ旧車王にご相談ください。 ▼遺品のお車を売却される際のお問い合わせ先はこちら プロの鑑定士(査定士)が手続きを代行し、お客様のお車を丁寧に査定いたします。手続きに関してわからないことにも、一つ一つ丁寧にお答えいたしますので、ぜひ私たちにお任せください。  

プラド150系のリセールは崩壊している?高いまま?最新の相場を買取専門店が解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.23

プラド150系のリセールは崩壊している?高いまま?最新の相場を買取専門店が解説

ランドクルーザープラド150系は、2009年の登場から時間が経過しているものの、リセールバリューが高い状態を維持しているモデルです。今回は、プラド150系のリセールバリューや市場で高く評価されている理由、高値がつきやすい車輌の特徴や高く売るポイントを紹介します。プラド150系の売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。 プラド150系のリセールバリュー プラド150系のリセールバリューは以下のとおりです。※旧車王の買取対象である、発売から10年以上経過したモデルのみ※一般的な買取業者の平均買取相場※2024年4月時点の情報 【2009年式モデル 】新車価格:315万〜475万円買取相場:〜200万円 【2013年式モデル 】新車価格:318万〜490万円買取相場:〜285万円 2009年式も2013年式も新車価格の半分程度の相場です。発売から10年以上経過しているモデルと考えると、非常に高く評価されていることがわかります。 なぜプラド150系のリセールバリューは高い? プラド150系のリセールバリューを紹介しましたが、なぜここまで高く評価されているのでしょうか。続いて、プラド150系のリセールバリューが高い理由について解説いたします。 海外での人気が高い プラド150系のリセールバリューが高い理由の1つは、海外での人気の高さです。本格派クロカンであるランドクルーザーよりも扱いやすいサイズで、価格も手が届きやすいために諸外国から厚い支持を集めています。 乗りやすさが特徴でありながらランドクルーザー譲りの悪路走破性は健在である点も、その人気を底上げしています。また、「トヨタのクルマは壊れにくい」というイメージを実証しているかのような頑丈なボディも、世界中から愛されている理由の1つです。 古さを感じないデザイン プラド150系は、2009年の登場以来一度もフルモデルチェンジしていません。二度マイナーチェンジが実施されているものの、デザインに大きな変更はなく、10年以上経過している中古車であっても見た目に古さを感じません。 プラド150系ならではの、ある種伝統的で風化していないデザインはトレンドの影響を受けにくいため、中古車市場で高い人気を誇っています。 新車販売台数が限られている プラドはその圧倒的な人気の高さのために、新車販売台数が限られています。注文したとしても納期が1年以上かかる場合も珍しくありません。 そのため、新車よりも早く手に入る中古のプラドを求めるユーザーが増えています。この需要の高まりが、プラド150系にリセールバリューの大きな影響を与えています。 リセールバリューの高いプラド150系の特徴は? リセールバリューの高いプラド150系ですが、なかでもより高値で売却できるのはどのような車輌なのでしょうか。ここからは、売却時に高く評価されやすいプラド150系のグレードや仕様を紹介します。 グレード:TX Lパッケージ グレード問わず高く評価されるプラド150系のなかでも高値がつきやすいのは、TX Lパッケージです。 TXをベースにクルーズコントロールやパワーシートなどが装備されたグレードです。最上位のグレードではないものの、価格と装備のバランスのよさから多くのユーザーから求められています。 カラー:ホワイトパールクリスタルシャイン・ブラック・アティチュードブラックマイカ リセールバリューの高いプラド150系のボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン、ブラック、アティチュードブラックマイカです。白系や黒系は乗る人を選ばないほか、スタイリッシュに見えることから中古車市場で高い人気を誇っています。 ホワイトパールクリスタルシャインは、プラドのみならずトヨタ車のなかでも非常に人気の高いカラーです。ホワイトパールの光沢が、クルマの印象をより洗練されたものへと格上げすることから、多くの注目を集めています。 ブラックとアティチュードブラックマイカは非常によく似たカラーですが、アティチュードブラックマイカのほうが艷やかな黒色に仕上がっています。さらなる高級感を得られるカラーとして、150系だけではなくプラドの全世代を通して人気のカラーです。 オプション:サンルーフ(ムーンルーフ)・ルーフレール プラド150系のリセールバリューにプラスの影響を与えるオプションは、サンルーフ(ムーンルーフ)とルーフレールです。 サンルーフは、一般的にクルマの査定額が上がるオプションとして有名です。プラド150系に関しても例外ではなく、リセールバリューに大きく影響します。車内に開放感が得られるほか、空気の入れ替えの際にも役立つ点がサンルーフのメリットです。 ルーフレールは、アウトドアシーンでの活用が多いプラド150系だからこそ評価されるオプションといってよいでしょう。特に海外ではルーフキャリア(荷台)を載せて荷物を運んでレジャーに行く方が多いため、海外人気の高いプラド150系にとっては装備しておきたいオプションの1つです。 カスタマイズされている車輌 プラド150系はノーマル状態でも高値がつきますが、エアロパーツが装着されていたり、ホイールやタイヤのカスタマイズがされていたりすると、さらにリセールバリューが高くなります。 カスタマイズのパーツは、ディーラーオプションであるモデリスタが人気です。また、純正オプションのパーツだけでなく、社外製品でも高価買取されている事例もみられます。そのため、カスタマイズした車輌の場合には、パーツを取り外さずに査定してもらえば高値がつく可能性があります。 プラド150系を高く売るポイント プラド150系のリセールバリューが高い理由や査定に有利なグレードや仕様を紹介しました。しかし、自身で所有しているプラド150系をもっと手軽に高く売る方法を知りたいという方も多いのではないでしょうか。 そこでここからは、プラド150系を高く売却するにあたっておさえておきたいポイントを紹介します。 下取りではなく買取専門業者に売却する 売却する際には、ディーラーでの下取りではなく買取専門業者に依頼することをおすすめします。 乗り換えにあたって所有しているクルマを手放す場合、ディーラーで下取りから購入まで手続きしたほうが手間が少ないのは事実です。しかし、下取り価格には市場での人気やトレンド、オプションや装備の評価は含まれません。一方、買取専門業者では、中古車としての需要やカスタムも加味して査定を実施します。 プラド150系のように、国内外問わず人気が高く、新車台数が限られていて中古車を求める方が多いクルマの場合は、なおさら買取専門業者に依頼するとよいでしょう。 プラド150系を正しく評価できる業者を選ぶ プラド150系を売却する際にはその価値を正しく評価できる業者を選びましょう。プラドは、オンロードだけでなく、オフロードの走行も得意とするSUVです。そのため、SUVやクロカンの査定や買取を得意としている業者を選んで売却したほうが高価買取されやすいでしょう。 こまめにメンテナンスする こまめにメンテナンスしておくことも高く売るためのポイントです。外装や内装だけでなく、エンジンやトランスミッション、下まわりの錆び防止など、細かな部分までしっかりとメンテナンスしておけば、査定額にもプラスの影響があります。プラドらしい洗練された外観を維持するとともに、高い走破性能を発揮できるようにしておきましょう。 まとめ 今回はプラド150系のリセールバリューについて解説しました。 世界中から人気を集めるプラド150系は、中古車市場において引く手数多な1台です。そのためにリセールバリューも高値を維持し続けています。 2009年から一度もフルモデルチェンジしていないですが、今後モデルチェンジが実施されると一気に価格が落ちてしまう可能性があります。また、中古車市場の状況は移り変わっているため、売却をご検討の方はなるべくはやく買取専門業者に相談しましょう。

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.19

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

誰もが振り返るほどの存在感を持つランドクルーザー 60系は、多くの人を魅了してきました。リセールバリューが高ければ所有したいと思う人も多いことでしょう。世界的に見てもタフな車の代名詞ともいえるランドクルーザー 60系のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場や、高く売却する方法について解説します。同車の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は非常に高い状況が続いています。ランドクルーザー 60系は根強い人気があり、相場は常に高値で推移していました。世界的にも知名度の高いモデルで、アウトドアブームや旧車人気でさらにプレミアム価格となっています。 過酷な環境下でも壊れにくいタフな車というイメージが強く、ランドクルーザー 60系はSUVの本場であるアメリカでも大人気です。日本国内の生産が終了した後の1992年にベネズエラで作られた1台は、アメリカのオークションで約600万円の値がつきました。通常のモデルでも状態のよい車は400万円台の値がつきます。 国内でもメーカーであるトヨタがランドクルーザー 40系から順次復刻パーツを供給するプロジェクトを立ち上げているため、近い将来に不具合を心配することなく所有することが可能になるでしょう。こういった状況が背景にあり、ランドクルーザー 60系のリセールバリューは今後も高値安定が予測されます。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイントを解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 60系はリセールバリューが高いです。最終モデルでも初度登録より30年以上を経た車のため、一般的な中古車のように数万kmといった車両は少ないでしょう。 頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 60系は10万km以上走行していても価値が高く、リセールバリューに影響することはほとんどありません。しかし、走行距離が30万kmを超えてくると販売が鈍る傾向にあるため、リセールバリューは低下傾向にあります。 レストアされている ランドクルーザー 60系は、しっかりとメンテナンスされているとリセールバリューが高くなります。頑丈で壊れにくいことで有名な車とはいえ、日々のメンテナンスや消耗品の適切な交換は車の寿命を高めます。また、整備点検記録簿が保管されており、12ヶ月ごとの法定点検を毎回受けている車は査定評価も高くなるでしょう。 ボディカラーが人気色 ランドクルーザー 60系は、ホワイトとトラディショナル・ベージュのボディカラーが圧倒的な人気を誇ります。メーカー設定色は上記の2色に加えてフリーボーンレッドとフィールライクブルー、後期型の上級グレードに追加されたワイルドステージ・トーニングとベージュメタリックの計6色です。 ボディカラーによる価格差は数十万〜百万円単位となることもあります。また、中古車市場では全塗装された車両もあるため、メーカー設定色と異なるボディカラーの場合は注意が必要です。 ガソリンエンジンモデルであること ランドクルーザー 60系のディーゼルエンジンは、すべてNOx規制対象車となるため規制対象地域では登録できません。そのため、価格相場的にガソリン車よりも低い傾向にあり、リセールバリューを考えるとガソリン車の一択といえます。ただし、走行距離が多い場合はガソリンエンジン車の方が寿命が短いため、状態によってはレストアや換装が必要です。 ランドクルーザー 60系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 60系を高く売却する方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶことで高く売却できます。ランドクルーザー 60系は、流通価格にプレミアがつく車です。一般的な中古車買取業者はオークション相場を参考に買取価格を設定しているため、専門業者に比べて査定額が低くなります。 専門業者はランドクルーザー 60系の購入希望者を抱えていることも多く、車体やメンテナンスの状況も加味して査定を実施します。豊富な取扱い経験から、必要な整備箇所を把握した上で査定してくれるため高額査定が期待できるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 60系は、悪路を走破することを想定して開発された車です。しかし、車体が頑丈であっても、コンディションを保つためにはこまめなメンテナンスが必須といえるでしょう。各種オイルや消耗品を始め、耐久品についても適切な時期に交換していることが高く売却する際に重要視されます。 レジャーに使用後は車内の清掃や換気を行う ランドクルーザー 60系は、レジャーで使用されることが多い車です。ウィンタースポーツやキャンプなどでの車内汚れや湿気を残してしまうと、臭いや雑菌・ダニの繁殖につながります。レジャーに使用した後は車内の清掃をしっかりと行い、湿気を残さないように晴れた日に窓を全開にしたり乾燥材を使用するなど除湿を忘れずに行いましょう。清潔な車内の車は査定時の内装評価で加点され、高額査定が出やすくなります。 ボディや下回りの防サビ対策を行う ランドクルーザー 60系は、雪道や海岸沿いを走ることも多い車です。塩害の可能性のある道を走った後は、防サビ対策のためにすぐに洗車を行うようにしましょう。ボディにサビが発生していると査定額は大きく下がります。 ランドクルーザー 60の魅力と歴史 ランドクルーザー 60系は、1980〜89年にトヨタが販売した5代目のランドクルーザーです。このモデルから細かいグレード設定が行われ、乗用車としての快適性が追求されました。外観デザインでは前期モデルは丸目、後期モデルは角目4灯でまったく異なる雰囲気を持つのが特徴です。クラシカルさとワイルドさを持つデザインから感じ取れる存在感は、他の車を圧倒するといってよいでしょう。 頑丈で壊れにくく、どんな過酷な道でも走破する4WDとして世界中を魅了した車です。パーツ類のほとんどは世界中で調達が可能なように統一化されており、新車販売当時は「いつかはロクマル」といわれるほど絶大な人気を誇っていました。 現在でも国内外問わずに人気が高く、オフローダーやドレスアップ車として何十年と乗り続けているオーナーが多い車です。中古車市場ではプレミアム価格で流通しているなど、その人気は経年するほどに高くなっています。 基本スペック販売期間........1980~1989年乗車定員........5~8名駆動方式........パートタイム4WDエンジン........6気筒 4.2ℓ 2F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F-E型(電子制御燃料噴射化ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 2H型(ディーゼル仕様)、4気筒 3.4ℓ 3B型(ディーゼル仕様)、6気筒 4.0ℓ 12H-T型(ディーゼル直噴ターボ仕様)

スポーツカーは廃車になることが多いって本当?高く売るポイントを解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.01.16

スポーツカーは廃車になることが多いって本当?高く売るポイントを解説

スピードの速さ、スタイリングの良さ、エンジン音。スポーツカーには多くの魅力が詰まっています。しかし、スポーツカーは普通車よりも早く廃車になりやすいという事実をご存じですか?この記事ではスポーツカーがなぜ廃車になりやすい理由と廃車にしないで高く売るための方法を紹介します。 そもそもスポーツカーってどんなクルマ? まずはスポーツカーの特徴をつかんでおきましょう。 高性能なエンジンを搭載している スポーツカーの大きな特徴としてあげられるのは、高速走行を可能にするための高性能なエンジンが搭載されている点です。ターボをつけたり回転数を高めることで馬力を上げています。軽自動車は64馬力のものが多いですが、スポーツカーになると300馬力以上出るモデルも珍しくありません。 よく曲がり、よく止まる クルマの速度が上がると、カーブで曲がりづらくなるほか、ブレーキの制動距離も伸びてしまいます。そのため、スポーツカーはハンドリングをよくするためにハンドルの遊びを減らし、空気の力で車体を地面に押さえつけてグリップ力を稼ぐように設計されています。また、制動距離を短くするために強力なブレーキが搭載されている点もスポーツカーならではのポイントでしょう。 乗りこなすためには高度なテクニックが必要 高性能なスポーツカーは一般車と比較するとアクセル操作、ハンドル操作、ブレーキ操作が難しいです。サーキットやラリーなどのレースで勝つためのクルマであるため、日常の速度域では扱いづらくなっています。また、車高が低く運転席からの視界が悪いスポーツカーも少なくありません。 なぜスポーツカーは廃車になることが多いの? スポーツカーの特徴を紹介しましたが、なぜ廃車になることが多いのでしょうか。ここからはよくある原因を解説します。 一般車よりもエンジンに負荷がかかる スポーツカーはその力を最大限まで引き出して走行する場面も多く、エンジンにどうしても大きな負荷がかかってしまいます。エンジンはクルマのパーツの中でも特に高価で、万が一壊れてしまうと驚くべき金額を提示されるかもしれません。故障のリスクとメンテナンス費用の2つの観点から維持が難しく、廃車になってしまうケースが多いようです。 車体にも大きな負荷がかかる 高速域でクルマを意のままに操るため、空力やブレーキによる大きな力が車体にかかってしまいます。走っているだけで車体にダメージが蓄積されていきます。一般車よりもスポーツカーは強固に作られているものが多いですが、比例して負荷も大きくなりがちです。そのため、不具合や故障が発生しやすく、維持が難しいといわれています。 事故車が多い スポーツカーは任意保険が高くなるという話を聞いたことはありませんか?任意保険料は車種ごとに事故率を考慮して算出されるため、事故の多いクルマは保険料が高くなってしまいます。逆に考えると、保険料の高さは事故率の高さを表しているともいえるのです。。低速度域での事故であれば修理して引き続き乗れますが、先述の通りスポーツカーは高速度域での走りを楽しむクルマです。そのため、事故を起こしてしまうと廃車になる可能性が上がってしまいます。 スポーツカーを高く売るなら旧車王 一般車よりも負荷がかかり事故率も高いスポーツカー。もし乗る機会が少なくなったとしても、廃車以外に売却するという選択肢もあります。旧車王にお任せいただければスポーツカーの高価買取が可能です。ここからはその理由を説明します。 スポーツカー買取実績が豊富である 今、国産スポーツカーブームが起きています。人気映画ワイルド・スピードをきっかけにスープラやスカイラインGT-R、マツダRX-7など1990年代〜2000年代あたりに発売された少し年式の古いスポーツカーは需要が高いです。特にマニュアル車や限定車だと買取価格が跳ね上がる場合もあります。旧車王はスポーツカーの買取実績が豊富でクルマの評価ポイントを熟知しているため、高価買取することが可能になります。 自社でパーツ供給から修理・修復まで可能である 一般買取店だと、不具合があるスポーツカーは査定額が低く見積もられてしまうことがあります。故障した状態だと、市場で値上がりしない可能性が高いからです。しかし、旧車王のグループにはパーツ供給部門と整備部門があります。そのため、スポーツカーに不具合があっても、自社での修理・修復が可能です。ただ故障箇所を直すだけではなくより価値を高めてから市場に流通させるため、買取時にも他社より高い金額を提示できます。高。 改造車でも買い取ることが可能 スポーツカーはカスタムをしてさらに性能を上げている個体が多いです。一般的に改造車は査定額が低くなるといわれています。しかし、旧車王ならカスタムに熟知している鑑定士が在籍しているため人気メーカーのカスタムパーツが使われている場合は高額査定につながることもあります。

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