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RX-8は、マツダが誇るロータリーエンジンを搭載した最後のスポーツカーです。販売終了から10年近くが経過した現在でも、RX-8のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、RX-8の概要や買取相場、リセールバリューが高い理由や高く売るコツについて解説します。 RX-8とは RX-8は、2003年〜2013年の約10年間にわたり製造・販売されたロータリーエンジン搭載のスポーツカーです。観音開きドア(フリースタイルドア)を採用することで、2ドアクーペのように見える4ドア4人乗りパッケージを実現しています。 RX-8生産終了後もマツダはロータリーエンジンの開発を続け、現在では発電機として利用する方向へ転換しています。そのため、ロータリーエンジンで発生させた駆動力をタイヤに伝えて走行するピュアなロータリーエンジン車としては、RX-8が最後だといわれています。 RX-8の買取相場 RX-8の買取相場は、最後のロータリーピュアポーツカーであることが影響し、高い水準で推移している傾向がみられます。ここでは、主なグレードやタイプ別の買取相場を紹介します。※2024年6月時点の情報 RX-8 タイプS(6MT)前期 タイプS(6MT)前期の買取相場は、〜100万円前後です。発売から20年近く経過する前期モデルであっても、スポーツドライビングが楽しめるMT車は人気が高いことがわかります。 RX-8 タイプS(6MT)後期 タイプS(6MT)後期の買取相場は、〜100万円前後です。後期モデルも純粋なドライビングを楽しめるため、安定した水準で相場が推移しています。 RX-8 ベースグレード(5MT)前期 ベースグレード(5MT)前期の買取相場は、〜130万円前後です。最もベーシックな5速MTのベースグレードでも、ロータリーエンジンを搭載するスポーツカーの買取相場は安定していることがわかります。 RX-8 スピリットR スピリットRの買取相場は、〜250万円前後です。RX-8最後の特別仕様車であることや充実した装備・特別装備などによって、買取相場は高値で推移しています。 RX-8 タイプRS タイプRSの買取相場は、〜150万円前後です。RX-8の上位モデルであるため、タイプSより高値になる傾向にあります。 RX-8のリセールバリューが高い理由 RX-8のリセールバリューが高いのには、さまざまな理由があります。ここでは、RX-8のリセールバリューが高い理由やリセールバリューが高くなるRX-8の特徴を解説します。 最後のロータリーエンジン搭載車 前述のとおり、RX-8は、ロータリーエンジンの駆動力をダイレクトに伝えて走行する最後のピュアスポーツカーです。 ロータリーエンジンで発生した動力でタイヤを駆動させて走らせるクルマという存在自体が価値となっているために、リセールバリューが高くなっています。 エンジンの状態が価格に反映されやすい ロータリーエンジンならではの走りを楽しむためには、エンジンのコンディションが重要です。そのため、定期的な点検やメンテナンス、オイル交換や部品交換などが実施されているか、良好な状態を維持しているかが査定で重視されます。少しでも高値で売りたいのであれば、こまめにメンテナンスを行いエンジンの良好なコンディションを保っておきましょう。 RX-8を高く売る方法 ここからは、RX-8を高く売るためのコツを紹介します。売却を考えている方は参考にしてみてください。 純正オプションはそのままにする RX-8の純正オプションはそのままにしておきましょう。RX-8は、アフターパーツや社外品などが多く流通しており、好みのスタイルに仕上げることができます。 しかし、売却時には純正オプションが評価されやすいです。メーカーが提供している純正オプションは、ある意味そのクルマのために用意されたオプションのため、デザインとの一貫性や機能との関連性があり、査定にプラスの影響が出る可能性があります。 純正オプションはそのままにしておく、もしくは、アフターパーツや社外品を取り付けているとしても、査定の現場で用意できるように保管しておくことをおすすめします。 走行距離をなるべく抑える RX-8は、今や貴重なロータリーエンジン搭載車です。通常通り使用していてもある程度の価格がつきますが、走行距離が短いほうがより高値で売却できる可能性が高くなります。そのため、売却する予定が近い場合は、走行距離をなるべく伸ばさないようにしておくとよいでしょう。 RX-8の売却は旧車王へご相談ください RX-8は、最後のロータリーピュアスポーツカーとして、中古車市場で人気があります。少しでも高値で売却したいのであれば、ロータリーエンジンのことやRX-8の歴史に詳しい旧車王で売却するとよいでしょう。 また、旧車王は古いクルマの買取に特化しているため、RX-8も得意車種の1つです。ご売却される際は、ぜひ旧車王にご相談ください。
トヨタ ランドクルーザー70は、無骨なスタイリングや優れた走破性などが特徴で、現在でも高い人気を誇るモデルです。 今回は、ランクル70の概要や買取相場、リセールバリューが高い理由や高く売るコツなどを紹介します。ランクル70を売却するときの参考にしてみてください。 ランクル70とは ランクル70とは、1984年にデビューしたランドクルーザー70系(ヘビー系)のことで、無骨なスタイリング、優れた悪路走破性や高い耐久性などが特徴のクロスカントリー車です。販売終了後もその人気は衰えることがなく、ついには2023年に販売当時のスタイリングをそのままに再販売されたほどの人気を誇ります。 ランクル70の買取相場 ランクル70の買取相場はボディタイプや車輌の状態によって異なりますが、〜600万円前後です。 ランドクルーザーらしい悪路走破性や高い耐久性、「どこへでも行き、生きて帰ってこれる」という信頼性が世界中で評価されているため、高い買取相場が維持されています。 ※2024年6月時点の情報です。 ランクル70のリセールバリューが高い理由 ランクル70のリセールバリューはなぜ高いのでしょうか。ここでは、ランクル70のリセールバリューが高い理由を解説します。 耐久性が評価されている ランドクルーザー ヘビー系ならではの高い耐久性が影響して、リセールバリューが高くなっていると考えられます。 世界中のどのような道でも走破できる走行性能や、過酷な環境でも生きて帰ってこれるという信頼性は、クルマのスペックや数値などで表すことができないランクル70ならではの価値です。 このランクル70ならではの価値がリセールバリューに反映されており、買取相場が高くなっていると考えられます。 海外で人気が高い ランクル70は、日本国内のみならず、海外での人気も高いモデルです。海外における需要の高さが日本の市場価値にも影響し、リセールバリューが高くなっているといえるでしょう。 ランクル70を高く売る方法 ここでは、ランクル70を高く売るコツについて紹介します。ランクル70を売却するときの参考にしてみてください。 ランクル70の価値を理解している業者に相談する ランクル70の価値は、クルマの状態やスペックだけでは評価しきれません。そのため、見た目や数字などではわからないランクル70ならではの価値を理解している業者に売却することが高く売るコツだといえます。 こまめなメンテナンスを欠かさない クルマの状態がよくても、動かすことができなければランクル70の本来の価値を発揮できません。反対に、外装や内装が傷ついていたり汚れたりしていても、動かすことができればランクル70の真価を発揮できます。 そのため、ランクル70は動かせる状態を維持し続けることが重要です。また、少しでも状態がよいほうが高額査定に期待できるため、こまめに外装と内装のメンテナンスや点検・整備を行いましょう。 ランクル70の売却は旧車王へご相談ください ランクル70は、本格的なオフロードの走行が可能なクロスカントリー車です。どんな道でも走破できる走行性能や耐久性だけでなく、ランドクルーザーが築き上げてきた長年の信頼があるからこそ、高いリセールバリューを維持し続けています。 命を預けられる信頼性や耐久性など目に見えない部分の評価は、ランクル70を知り尽くした買取業者でなければ適切に評価できません。 旧車王なら、古いクルマを専門としているだけでなく、ランクル70ならではの本当の価値を正しく評価できるスタッフが在籍しています。ランクル70の価値をわかっている業者に評価してもらいたいと考えているのであれば旧車王にご相談ください。
ランドクルーザーのライトデューティー用として登場したランドクルーザー プラドは、ランドクルーザーならではの走破性や耐久性を受け継いだ乗用車として高い人気を維持し続けています。今回は、ランドクルーザー プラドの概要や買取相場、リセールバリューが高い理由や高く売るコツなどを紹介します。 ランドクルーザー プラドとは ランドクルーザー プラドの起源は、1984年にランドクルーザー70系の乗用車バージョンとして登場したランドクルーザー ワゴンです。ランドクルーザーが持つオフロード性能にオンロード性能を付加したモデルとして人気を博し、1990年に「プラド」の名を与えられました。 以降、4世代にわたり30年以上もの間製造・販売が継続されます。世界中のファンから愛され続けたものの、2024年にランドクルーザー250にバトンを渡し、その歴史に幕を下ろしました。 ランドクルーザー プラドの買取相場 プラドは、中古車市場で一定の人気があります。ここからは、型式ごとの買取相場を紹介します。※2024年6月時点の情報 ランドクルーザー プラド78 ランドクルーザー プラド 78の買取相場は、〜300万円前後です。ランドクルーザー70の無骨さを受け継いだワゴン(乗用車)として現在でも高い人気を保っています。 1990年から1996年にかけて生産され、2.4Lの2L-TEエンジンと3Lの1KZ-TEエンジンが搭載されました。特に3Lエンジンは、130psを発揮し、パワーと燃費のバランスに優れています。また、オフロード性能も高く、悪路での走行に強い4WDシステムを備えています。 ランドクルーザー プラド90 ランドクルーザー プラド 90の買取相場は、〜130万円前後です。 丸みを帯びたモダンなスタイリングが特徴の3ドアモデルで、1996年に登場しました。乗用車としての快適性を重視し、オンロードでの性能向上が図られました。 ランドクルーザープラド95 ランドクルーザー プラド95の買取相場は、〜200万円前後です。90の5ドアバージョンが95のプラドです。3ドアの90よりも力強いデザインを採用し、実用性が高いことから、3ドアよりリセールバリューが高い傾向にあります。 ランドクルーザー プラド120 ランドクルーザー プラド 120の買取相場は、〜170万円前後です。ボディ骨格を新しくし、走行性能を向上させ、オンロード性能とオフロード性能を高い次元で両立していることから、現在でも人気があります。また、静粛性や乗り心地も大幅に改善され、ラグジュアリーSUVとして高い評価を得ています。 ランドクルーザー プラド150 ランドクルーザー プラド150の買取相場は、〜620万円前後です。ランドクルーザー プラドとして最後のモデルである150系は、オフロードにおける走行支援や室内のユーティリティを向上させ、上質感あるSUVとなりました。 乗用車としての利便性を高めるだけでなく、オフロードにおける安心感が充実していることから、高い人気を維持し続けています。 ランドクルーザー プラドのリセールバリューが高い理由 ランドクルーザー プラドのリセールバリューが高い理由について、詳しく見ていきましょう。 海外で人気がある ランドクルーザー プラドは、日本国内のみならず海外でも人気があるモデルです。海外における人気の高さが、日本における買取・査定にも影響するため、プラドはリセールバリューが高くなっています。 ランドクルーザー譲りの走破性や耐久性 プラドは、ランドクルーザーの特徴でもある高い走破性や耐久性などを受け継ぐモデルです。ランドクルーザー譲りのオフロード性能や信頼性によって、リセールバリューが高くなっているといえるでしょう。 ランドクルーザー プラドを高く売る方法 ランドクルーザー プラドを高く売るためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここからは、ランドクルーザー プラドを高く売るコツを紹介します。 カラーがブラックかホワイト プラドは、ランドクルーザーのDNAを受け継ぐモデルではあるものの、オンロードにおける走りも考慮した乗用モデルで、都市部や市街地などにマッチするボディカラーが人気です。そのため、ホワイトやブラックといった人気カラーはリセールバリューが高くなります。 サンルーフがついている 日常使いから休日のアクティビティまで対応できるプラドは、室内空間が快適なほど買取評価も高くなる傾向があります。そのため、サンルーフが装備されていると査定時の評価がアップすることが多いでしょう。 ランドクルーザー プラドの売却は旧車王へご相談ください プラドは、ランドクルーザー譲りのオフロード性能に、乗用車としてのオンロード性能をプラスしたモデルです。 歴史と信頼があるプラドを高く売りたいのであれば、古いクルマを得意としている旧車王にご相談ください。旧車王なら、プラドの成り立ちからランドクルーザー250にバトンタッチしたプラドの歴史を知り尽くしたスタッフが査定します。そのため、ランドクルーザー プラドが持つ特徴を最大限に評価できます。 ランドクルーザー プラドを売却する際は、ぜひ旧車王にお問い合わせください。
トヨタの人気ピックアップ「ハイラックス」は、日本国内で一定の人気があるモデルで、北米市場を中心に海外市場でも圧倒的な人気を誇ります。 今回は、ハイラックスの概要やハイラックスの買取相場、リセールバリューが高い理由や高く売るコツについて解説します。 ハイラックスとは トヨタ ハイラックスは、1968年にデビューしたピックアップトラックです。日本国内で高い人気を誇る一方で、北米市場を中心とした海外市場でも多くの人に支持されています。 また、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したモデルとして一気に知名度が高まりました。 ハイラックスの買取相場 ハイラックスの買取相場は、海外での人気の影響もあり、高い水準で推移しています。ここでは、ピックアップトラックとスポーツピックアップの買取相場について紹介します。※2024年6月時点の情報 ハイラックス スポーツピックアップ ハイラックス スポーツピックアップの買取相場は、〜300万円前後です。スポーツピックアップは、パーソナルユースを想定した乗用のハイラックスのため、現在でも高い人気を誇ります。 ハイラックス ピックアップ ハイラックス ピックアップの買取相場は、〜200万円前後です。ピックアップトラックとしての耐久性やトヨタブランドの信頼性により、時間が経過しても価値が維持されています。 ハイラックスのリセールバリューが高い理由 ハイラックスがなぜ国内外で人気がありリセールバリューが高いのか、詳しくみていきましょう。 モデルによっては現在生産されていない ハイラックスは、2015年から8代目の販売が開始されましたが、先代モデルにあたる7代目は日本国内において販売されませんでした。また、6代目に設定されていたパーソナルユース向けのスポーツピックアップは8代目に用意されていません。 そのため、7代目ハイラックスや6代目に設定されていたスポーツピックアップが欲しい場合は中古車を狙うしかないのが実情です。このように日本で販売されていなかったモデルや現在設定がないグレードの人気が高いことがリセールバリューの高さに影響を与えています。 海外で人気が高い ハイラックスは、日本国内でも一定の人気がありますが、日本よりも海外での人気が圧倒的に高いです。この海外におけるハイラックスの需要の高さが、日本における買取価格にも影響し、リセールバリューが高くなっています。 ハイラックスを高く売る方法 ここからは、日本国内のみならず海外での人気も高いハイラックスをより高く売るコツを解説します。ハイラックスを売却するときの参考にしてみてください。 海外への販路を持つ業者に相談する ハイラックスを売却するときは、日本国内だけでなく、海外にも販路を持つ業者に相談するとよいでしょう 海外への販路を持つ業者であれば、海外での需要や市場動向を踏まえた査定額を提示してくれます。そのため、ハイラックスの買取実績がある業者や、海外での販売も視野に入れた評価ができる業者に査定を依頼しましょう。 こまめなメンテナンスを欠かさない 海外での需要が高いハイラックスですが、動かすことができなければ高く売却できません。そのため、点検や部品交換などのメンテナンスを定期的に実施し、良好な状態を保つことがハイラックスをより高く売るポイントだといえます。 ハイラックスの売却は旧車王へご相談ください 高い耐久性や日本車という信頼性によって、世界各国で評価されているピックアップトラックのハイラックスは、時間が経過しても価値が下がりにくいモデルです。 時間が経過したクルマを売却する際は、古いクルマの査定や買取を得意としている業者に相談することをおすすめします。年式が古いクルマを専門としている旧車王なら、時間が経過したハイラックスも適正価格で買取いたします。 ハイラックスの売却を検討しているときは、古いクルマの買取を専門としている旧車王にご相談ください。
トヨタの最高峰に位置するモデルとして知られるセンチュリーは、中古車市場でどのように評価されているのでしょうか。今回は、センチュリーの概要や買取相場、リセールバリューが高い理由や高く売るコツを紹介します。センチュリーのリセールについて調べている方は参考にしてみてください。 センチュリーとは トヨタ センチュリーは、1967年から製造・販売されているトヨタの最高級車です。初代センチュリーは、細かな改良をしながら1997年までの30年間一度もフルモデルチェンジされませんでした。 2代目センチュリーも1997年のデビューから2017年の20年間フルモデルチェンジすることなく生産を続けた長寿モデルです。2018年に3代目へフルモデルチェンジし、現在も生産を継続しています。 センチュリーは後席の快適性や乗り心地を重視した設計で、御料車や内閣総理大臣専用車に採用されています。また、ラグジュアリーカーを好む人からも一定の人気があるクルマです。 センチュリーの買取相場 センチュリーのなかでも、初代VG40型と2代目GZG50型の買取相場について解説します。※2024年6月時点の情報 VG40(初代)センチュリー VG40型(初代)センチュリーの買取相場は、〜130万円前後です。初代センチュリーにあたるVG40型は、時間が経過したり走行距離が長くなったりしても買取が可能なケースが多いようです。 GZG50(2代目)センチュリー GZG50型(2代目)センチュリーの買取相場は、〜350万円前後です。GZG50型のセンチュリーは、V12エンジンを搭載している唯一の国産車でもあるため、生産が終了した現在でも高く評価されている傾向にあります。 センチュリーのリセールバリューが高い理由 日本を代表する高級車であるセンチュリーは、時間が経過したり走行距離が長くなったりしても、ある程度の査定額が提示されることが多いモデルです。それでは、なぜ時間が経ったり距離が伸びたりしてもリセールバリューがよいのでしょうか。 新車価格が高いため中古車を選ぶ人が多い センチュリーは、新車販売価格が高いだけでなく、新車で購入しようとする個人オーナーの数が多くありません。そのため、新車より手が届きやすい中古車を購入しようと考える人が多く、リセールバリューが高いと考えられます。 また、法人利用されていたセンチュリーであれば、点検やメンテナンスが行き届いていると考えられます。手が届きやすい価格の状態がよい中古車が多いこともリセールバリューの高さに影響しているのでしょう。 流通台数が少ない センチュリーは、1日に生産できる台数が限られており、流通台数が多くないため、量産モデルでありながら希少価値が高いクルマです。この希少性の高さがリセールバリューの高さに影響していると考えられます。 センチュリーを高く売る方法 センチュリーを高く売るためには、クルマをきれいな状態にしておくことだけでなく、センチュリーとしての威厳をそのままにしておくことがポイントとなります。ここでは、センチュリーを高く売るコツを紹介します。 カスタマイズをしない センチュリーは、トヨタの最高級車として強い存在感を持つ、威厳を感じさせるクルマです。 カスタマイズすることでセンチュリーらしさが損なわれ、かえって査定額が低くなる可能性があります。そのため、カスタマイズをしない、カスタマイズ済みの場合はノーマルパーツに戻すなどして査定に出すとより高く売却できるでしょう。 こまめにメンテナンスをしておく センチュリーは、長年にわたって使い続けられる高い耐久性や信頼性が特徴です。ただし、定期的な点検やメンテナンス、部品交換や手入れなどが欠かせません。 手放すときに少しでも高く評価されたいのであれば、定期点検や走行状態に応じた部品交換やメンテナンスを欠かさずに実施しておくことが大切です。 センチュリーの売却は旧車王へご相談ください センチュリーはトヨタの最高級車であり、日本を代表するショーファーカーです。そのため、時間が経過しても高い価値を維持し続けています。 しかし、センチュリーを正しく評価できる業者は限られているため、古いクルマの買取を得意とする業者に査定してもらうとよいでしょう。 旧車王なら、センチュリーの価値や独自のこだわりなどを適正に評価できるスタッフが在籍しています。また、買取実績もあるため評価ポイントを見逃すことがありません。 センチュリーの売却をお考えの方は、ぜひ旧車王にご相談ください。
トヨタを代表するクロスカントリー車として世界各国で高い人気を誇るランドクルーザーの100系は、2023年1月にアメリカの25年ルールの解禁対象となりました。25年ルールの解禁がランクル100の中古車市場での価値におよぼす影響について気になる方は多いのではないでしょうか。 今回は、アメリカの25年ルールの解禁に伴うランクル100の買取への影響について考察します。 2023年1月にランクル100が25年ルール解禁! 2023年1月に中古車市場でも高い人気を誇るランクル100がアメリカの25年ルールの対象車種となりました。ランクル100は、日本国内のみならず世界各国で信頼されているモデルであるため、今後、買取相場や中古車価格が変動する可能性が高いでしょう。 なぜ製造・販売開始から25年が経過すると中古車市場に動きがあるのでしょうか。まずは、アメリカ25年ルールについて解説します。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカにおける輸入車関係法令の例外として定められているルールです。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。そのため、右ハンドル車をそのまま輸入することができます。 この条件付きで右ハンドル車を輸入できるようになるルールが「25年ルール」です。 ▼25年ルールについては以下の記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でランクル100は値上がりする? 25年ルールの解禁によってランクル100は値上がりする可能性が高いでしょう。ただし、どのような状態のクルマでも必ず値上がりするわけではありません。 買取相場や中古車価格が値上がりする条件が整うことで値上がりする可能性が高いと予想されるだけであるため、過度な期待は禁物です。実際の買取額は査定してみないことにはわかりません。 25年ルールが解禁されたランクル100の魅力 ランクル100は、それまでランクルが培ってきた走りの基本性能を向上させつつ、ラグジュアリー要素をより高めたモデルです。 エクステリアやインテリアは、ランクルらしい無骨さを残しながら、上質感や高級感を感じさせるデザインとなっています。 ランクル100は、プレミアムSUVとしての方向性をさらに高めた世代のランクルとして、今も高い人気を維持しているモデルです。 ランクル100以外で2023年に25年ルールが解禁された車種一覧 ランクル100以外にも2023年に誕生から25年が経過するモデルがあります。主なモデルは次のとおりです。 ・三菱 ランサーエボリューションV:2023年1月ランエボVは、WRCでの勝利を目指して開発された4WDスポーツカーで、高い走行安定性と優れたハンドリング性能を誇るモデルです。 ・日産 スカイライン R34:2023年5月スカイライン R34は、優れた走行性能と扱いやすさ、そしてベンツやBMWを凌ぐほどのボディ剛性を兼ね備えたスポーティなモデルです。 ・トヨタ アルテッツァ:2023年10月アルテッツァは、FRレイアウトと6速MTを採用し、スポーティなドライビングができるクルマです。 ・スズキ ジムニーJB23:2023年10月ジムニーJB23は、軽量コンパクトなボディに優れたオフロード性能を持ち、悪路走破性に定評があります。 ・スバル レガシィBE型:2023年12月レガシィBE型は、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDシステムを搭載し、高い安定性と快適な乗り心地を実現しています。 まとめ ランクル100は、製造から25年経過したことやアメリカへの輸出規制解禁に伴って、今後さらに中古車市場で注目されるでしょう。もし、25年ルール解禁のタイミングでランクル100の売却を検討している方は、古いクルマを専門としている業者へ相談したり査定依頼したりすることをおすすめします。
2022年10月にルネッサの25年ルールが解禁されたことにより、ルネッサの値動きについて興味がある方もいるでしょう。希少性が高まり市場価値が上昇する可能性があります。 この記事では、25年ルールによる今後の値動きや、ルネッサの魅力などを紹介します。 2022年10月にルネッサが25年ルール解禁! ルネッサは、1997年〜2001年まで日産が販売していたステーションワゴンです。2022年10月に製造から25年経過したため、アメリカの25年ルールが適用されるようになり、アメリカでの輸入が可能となりました。 アメリカの公共交通機関が発達していない地域では、クルマは生活の必需品として欠かせません。また、日本車は故障しにくいイメージがあるほか古いクルマに対して重税しないため、低年式でも需要があります。 25年ルールの解禁により、アメリカがルネッサを輸入すると、国内の中古車価格に影響を与えるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカの自動車輸入に関する制度のことです。本来、アメリカが日本車を輸入するには、米国の安全基準や排ガス規制などを満たす必要があります。 しかし、製造から25年以上経過したクルマはクラシックカーとして認定され、安全基準や排ガス規制を満たす必要がありません。つまり、製造から25年以上経過しているルネッサを、アメリカは日本仕様のまま輸入できます。 ▼アメリカの25年ルールについては、以下の記事で詳しく紹介しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でルネッサは値上がりする? 25年ルールの解禁により、国内でのルネッサの中古車価格に影響があることが見込まれています。仮にアメリカがルネッサを輸入した場合、国内での希少価値が高まるため、中古車価格が値上がりする可能性が考えられます。 ただし、中古車価格は需要と供給のバランスやクルマ状態などさまざまな要因で変動するため、必ずしも値上がりするとは限りません。たとえば、ボディの損傷が多かったり故障箇所が多かったりすると、高値がつかないでしょう。 とはいえ、アメリカでは走行性能に異常がなければ、低年式なクルマでも需要があります。売却を検討している場合は市場の動向に注目し、ベストな時期に売却しましょう。 25年ルールが解禁されたルネッサの魅力 ルネッサは、マルチアメニティービークル(MAV)とも呼ばれており、多彩な機能と広い室内空間が魅力のクルマです。 乗車定員は5人でありながら室内空間は2,100mmと広く、ロングホイールベースの活用により居住空間の拡大を実現しています。他のステーションワゴンより全高を高く設計していることも、室内空間が広い理由の1つです。 また、2列目のシートを「前方に270mm」「後方に300mm」移動が可能です。 たとえば、前にスライドすればラゲッジスペースを広くできて、後ろにスライドすればリムジン並みのスペースを確保できます。このように、乗車人数や荷物の量に応じて最適な室内空間をつくり出すことが可能です。 当時は、ルネッサのように自由に室内空間をつくれるクルマがなかったため、乗客の快適性と利便性により注目を集めました。また、遮音対策により静粛性が高いため、長時間でも快適に運転できます。 ルネッサは多様なニーズに対応できる万能車として、家族旅行や日常の買い物、さらにはビジネスシーンにおいて活躍しました。 ルネッサ以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧 ルネッサ以外で、2022年に25年ルールが解禁された車種は以下のとおりです。 ・2代目 センチュリー:4月2代目センチュリーは、1997年〜2017年までトヨタで生産された最高級乗用車で、デビューから30年を経て初めてフルモデルチェンジが行われました。アイデンティティである重圧なスタイリングを継承しつつ、機構面では30年分のアップデートが行われています。 ・ハイエースレジアス:4月ハイエースレジアスは、1997年〜1999年までトヨタで生産されたセミボンネットワンボックスカーです。標準モデルに加えて、スポーティモデルも設定されています。 ・ローレルC35型:6月ローレルC35型は、1997年〜2003年まで日産で生産された4ドアハードトップです。先代のC34型よりCピラーの傾斜を大きくし、躍動感を強調しています。スカイライン R33のトランスミッションやシルビアのエンジンを流用した改造車も出回っているようです。 ・アリスト160系:8月アリスト160系は、1997年〜2005年までトヨタで生産されたラグジュアリースポーツセダンです。クラウンマジェスタの姉妹車であり、ハイパフォーマンスなターボエンジンや四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、スポーツカーらしい装備に仕上がっています。 ・シビックタイプR EK9型:8月シビックタイプR EK9型は、1997年〜2001年にホンダで生産されたスポーツカーです。NSXタイプRやインテグラタイプRに続き、タイプRシリーズの第3弾として登場しました。 ・トルネオ:9月トルネオは、1997年〜2002年までホンダで生産された4ドアセダンです。6代目アコードの姉妹車であり、高水準な環境保全性能とクルマを操る楽しさを当時の最先端技術で実現しています。日本の道路や駐車場に適したサイズでありながら、積載量が多いという特徴があります。 まとめ マルチアメニティビークルとして呼ばれていたルネッサは、2022年10月に25年ルールが解禁されました。 アメリカに輸入されると、国内での希少価値が高まる可能性があり、中古車価格が値上がりするかもしれません。ルネッサの売却を検討している場合は、今後の値動きに注目しましょう。 なお、ルネッサは製造から25年経過しているため、旧車カテゴリーに分類されます。少しでも高く売却したい場合は、旧車の価値を適正に評価できる業者に相談しましょう。
ランエボの愛称でファンから親しまれているランサーエボリューションは、世界ラリー選手権のWRCで輝かしい成績を残したモデルです。なかでも、第2世代に該当するランエボⅤは、三菱初となる「マニュファクチャラーズタイトル」を獲得しています。 25年ルールの解禁により、ランエボⅤの中古車価格が値上がりするのか調べている方もいるでしょう。この記事では、25年ルール解禁による今後の値動きや、ランエボⅤの魅力などについて紹介します。 2023年1月にランエボⅤが25年ルール解禁! 2023年1月にランエボⅤの25年ルールが解禁されました。ランエボVは、1998年1月に三菱自動車が販売したセダン型のスポーツカーで、世界ラリーWRCトップカテゴリーの「グループA」で活躍するために開発されたモデルです。 グループAは改造の制限が厳しかったものの、改造範囲が広いWRカー規定の車輌を圧倒しました。また、WRCの強力なライバルに対抗するため、ボディのワイド化が行われランエボ初の3ナンバーとなりました。 走りに特化したランエボVは海外でも人気があるため、WRCファンやアメリカの旧車ファンにとって、25年ルール解禁は待望の瞬間だったことでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカのクラシックカー登録制度のことです。本来、一定の安全基準や排ガス性能などの規定を満たしている日本車しかアメリカには輸入できません。 ただし、25年以上経過した日本車は25年ルールによりクラシックカーとして扱われるため、規定を満たしていなくてもアメリカに輸入できます。つまり、製造から25年以上経過したランエボⅤはハンドルの位置を含め、アメリカのさまざまな基準を満たしていなくても、改造を施すことなくアメリカへの流通が可能となります。 なお、25年ルールは並行輸入の全面禁止を緩和する措置として、1988年に導入されました。 ▼25年ルールについて詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でランエボⅤは値上がりする? 25年ルールの解禁により、国内でのランエボⅤの中古車価格が高騰する可能性があります。ランエボⅤは希少価値が高いクルマであり、国内での中古車価格も高値で推移しています。 25年ルールによりアメリカがランエボⅤを輸入すると国内での希少価値がより高まるため、中古車価格はさらに高騰するでしょう。 ただし、中古車価格はさまざまな要因に左右されるため、必ずしも高騰するとは限りません。たとえば、トレンドやスポーツカーに対する世間の印象などの影響で需要と供給のバランスが変化し、高騰しない可能性があります。 とはいえ、ランエボⅤは世界中で人気があるクルマです。走行性能に問題がなく状態がよければ、25年ルールにより高騰しなかったとしても高額で売却できるケースが多いでしょう。 25年ルールが解禁されたランエボⅤの魅力 ランエボⅤはWRCの強力なライバルに対抗するため、先代の弱点が改良されたモデルです。まず、オーバーフェンダーを備えて全幅を1,690mmから1,770mmまで拡幅しました。 全幅が広くなったことにより、タイヤサイズが205/50R16から225/45R17に変更されたため、走行性能とブレーキ性能が向上しています。 また、エンジンの最高出力は先代モデルと同様に280psであるものの、以下の改良により最大トルクを36.0kg・mから38.0kg・mまで引き上げています。 ・タービンノズルの面積を拡大・従来よりも大容量のインタークーラーを採用・ピストンの軽量化 最大トルクの向上により、低回転でも高い加速性能を実現しました。大型リヤスポイラーには、角度を4段階に変更できる「迎角調整式」を採用しており、走行シチュエーションに応じて調整できます。 ランエボⅤはこれらの改良により、三菱初となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得しています。 ランエボⅤ以外で2023年に25年ルールが解禁された車種一覧 ランエボⅤ以外に、以下のクルマも2023年に25年ルールが解禁されています。 【ランクル100:1月】ランクル100は、1998年〜2007年まで販売されたトヨタのクロスカントリー車です。ランクル80の後継車として生産され、優れたオンロードとオフロード性能に加えて、高級感のある内装で多くの人々に支持されました。 【スカイライン R34:5月】スカイライン R34は、1998年〜2001年まで販売された日産のスポーツカーです。走行性能が高く強力なエンジンを搭載しており、スポーツカーファンから熱く支持されました。 【アルテッツァ:10月】アルテッツァは、1995年〜2005年までトヨタで販売された小型のFRセダンです。操る楽しさを感じられるクルマとして、多くのファンに支持されました。 【ジムニーJB23:10月】ジムニーJB23は、1998年〜2018年まで販売されたスズキのオフロード四輪駆動車です。軽自動車のため、大型SUVでは苦労しそうな狭い悪路でも運転しやすい点に魅力があります。 【レガシィBE型:12月】レガシィBE型は、1998年〜2003年まで販売されたスバルのスポーツセダンです。レガシィ最後の5ナンバーサイズとして、国内での人気を博しました。 まとめ 世界ラリーで大活躍したランエボⅤは、2023年1月に25年ルールが解禁されました。25年ルールにより、国内での高騰が予想されるため、売却を検討している場合は今後の値動きに注目しましょう。 売却する際は、2023年1月以前の相場と比較して売却時期を見極めてください。少しでも高く売却したい場合は、旧車を適正に評価してくれる業者に相談することをおすすめします。
2023年5月にスカイラインR34の25年ルールが解禁されました。25年ルールの解禁により、今後スカイラインR34が値上がりするかどうか、気になる方もいるでしょう。 この記事では、今後スカイラインR34が値上がりするかどうかや、2023年に25年ルールが解禁された他の車種などを紹介します。 2023年5月にスカイラインR34が25年ルール解禁! 2023年5月にスカイラインR34の25年ルールが解禁されました。1998年に発売されたスカイラインR34は、優れた走行性能や強力なエンジンが大きな魅力の、スポーツカーファンから熱く支持されているモデルです。 アメリカでもスカイラインR34は人気があるものの、輸入規制によって現地では長らく販売されていませんでした。そのため、スカイラインR34の25年ルールの解禁を待ち望んでいるアメリカファンも多く存在することでしょう。 そもそも25年ルールとは? アメリカで定められている25年ルールとは、並行輸入の全面禁止の緩和措置として1988年に導入された制度のことです。アメリカが日本車を輸入する場合、米国が定める排ガス規制や安全基準をクリアしなければなりません。 しかし、25年ルールが適用されると排ガス規制や定められた安全基準をクリアしていなくても、日本車の輸入が可能になります。つまり、製造から25年経過しているスカイラインR34を、右ハンドルで日本仕様のままアメリカが輸入できるということです。 ▼25年ルールについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でスカイラインR34は値上がりする? 25年ルールの解禁により、スカイラインR34は値上がりすることが予想されます。大きな理由として、アメリカでの19日本のスポーツカー人気の高さが挙げられます。特に1990年代に発売されたモデルの需要は非常に高いため、25年ルールが解禁されたクルマの価値はさらに高まるでしょう。 アメリカへ輸入が積極的に行われると、国内での希少価値がさらに高まるため、スカイラインR34は値上がりするでしょう。 しかし、中古車価格は需要と供給のバランスの影響を受けるため、必ずしも値上がりするわけではありません。また、有名なオークションでスカイラインR34が低額で落札されたような場合は、それが偶発的なものだったとしても、R34は高額で落札すべきクルマではないとの認識が広がり、価格が上昇しにくくなる可能性があります。 とはいえ、スカイラインR34は世界中で人気がある車種です。状態がよくクルマ本来の性能が保たれているのであれば、極端に値上がりしなかったとしても今後も高値で売買できる可能性が高いでしょう。 25年ルールが解禁されたスカイラインR34の魅力 1998年5月に販売されたスカイラインR34は、R32から続く第2世代最後のモデルです。 前モデルのR33は、角が丸められたボディデザインや内装があまり評価されませんでした。そのため、スカイライン本来の魅力を取り戻せるよう改良のうえ開発されたのがR34です。ボディを小型化し、直線基調のシャープなデザインを採用しました。細部まで整合性を取るために、ヘッドライトもシャープな印象になるよう設計されています。 また、スポーツカーとしてのイメージを高めるために、ホイールベースを短くし、ボディ剛性も大幅に改善されました。社内測定では、ベンツやBMWなどの高級車を上回るほどのボディ剛性を実現したといわれています。 しかし、排ガス規制によりR34はわずか3年(GT−R以外)で生産が廃止され、販売台数は6万4,623台(GT-Rの1万1,344台を含む)と、他の世代に比べて流通台数は多いとはいえません。 アメリカにおける国産スポーツカー人気はまだまだ続くと予想されているため、スカイラインR34は今後さらに希少価値が高まっていくでしょう。 ▼関連記事日産 R34型GT-RとER34の違いとは?同じR34型なのに中古車価格はひと桁違う! スカイラインR34以外で2023年に25年ルールが解禁された車種一覧 スカイラインR34以外で、2023年に25年ルールが解禁された車種は以下のとおりです。 ・ランサーエボリューションⅤ:1月ランサーエボリューションⅤは、1998年に三菱自動車から発売されたスポーツカーです。当時国内で販売されていた280psクラスの中でも、高い加速性能と安定性を誇っています。 ・ランドクルーザー 100系:1月ランクル100は、1998年に発売されたトヨタが世界に誇るクロスカントリー車です。タフさを高めつつ、高級車の要素を取り入れたプレミアムSUVへと進化し、国内では「オフロード界のセルシオ」と称されるほどの人気を博しました。 ・アルテッツァ:10月アルテッツァは、1998年〜2005年まで販売されたトヨタのスポーツセダンです。高い運動性能と欧州でも評価される高級感を兼ね備えています。 ・ジムニーJB23:10月ジムニーJB23は、1998年にスズキから発売された軽四輪駆動車です。これまでの箱型から丸みを帯びたデザインに大きく変更されたほか、オンロードでの安定性とオフロードでの走破性が向上しました。 ・レガシィBE型:12月レガシィBE型は、1998年にスバルから発売されたスポーツセダンです。優れた走行性能と洗練されたデザインを持ち、レガシィ最後の5ナンバーサイズとして人気を博しました。 まとめ 2023年5月に、1998年に販売されたスカイラインR34の25年ルールが解禁されました。アメリカは、25年ルールが解禁された90年代の国産スポーツカーを積極的に輸入しているため、スカイラインR34の値上がりが予想されます。 ガレージに眠っているスカイラインR34を高く売却したい場合は、市場の動向をチェックしてから手放すとよいでしょう。
2023年10月に、ジムニーJB23の25年ルールが解禁されました。25年ルールの解禁により、中古車価格の動向が気になる方もいるでしょう。 本記事では、25年ルールの概要やジムニーJB23の価格の動向、25年ルールが解禁されたジムニーJB23の魅力について紹介します。 2023年10月にジムニーJB23が25年ルール解禁! 2023年10月にジムニーJB23の25年ルールが解禁されました。ジムニーJB23は、1998年〜2018年にかけて製造されたオフロード四輪駆動の軽自動車で、歴代のモデルのなかで3代目に該当します。 同クラスのSUVと比べて比較的安価なため、コストパフォーマンスに優れたクルマの需要が高いアメリカ市場において、魅力的な存在です。また、アメリカでは1世代前のJA22とJB23の販売はされていなかったため、小型オフロード四輪駆動車を好む方にとっては待望の瞬間となったでしょう。 また、ロサンゼルスのオートショー2018で兄弟車であるジムニーシエラに注目が集まっていたことからも、ジムニーJB23への人気の高まりが感じられます。 そもそも25年ルールとは? アメリカ25年ルールとは、アメリカの自動車輸入に関するルールのことで、並行輸入車の全面禁止を緩和する措置として1988年に導入されました。アメリカは、米国環境保護庁が定める排出ガス規制と米国運輸省の自動車安全基準に適合した車輌に限り、日本車の輸入を許可しています。 しかし、25年ルールにより、アメリカの排ガス規制や自動車安全基準に適合していなくても、製造から25年以上経過していれば輸入が許可されます。そのため、製造から25年以上経過しているジムニーJB23は、日本仕様のままアメリカへの輸出が可能です。 ▼25年ルールについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でジムニーJB23は値上がりする? 25年ルールの解禁により、ジムニーJB23の中古車価格が値上がりすると予想されています。 ジムニーJB23は、販売期間が長く流通台数が多いため、国内での希少価値は高いとはいえません。しかし、25年ルールにより輸出されると国内での希少価値が高まるため、値上がりする可能性があります。 ただし、絶対に国内での価格が値上がりするというわけではありません。中古車価格は、需要と供給のバランス、車輌の状態、オプション装備品の数や取引時期によって変動するため、値上がりするとは断言できないことに留意してください。 25年ルールが解禁されたジムニーJB23の魅力 ジムニーJB23は、悪路走破性やシンプルな構造、丸みを帯びた愛らしいデザインから多くのファンを魅了してきました。なかでも最大の魅力は、高い悪路走破性です。 ラダーフレーム構造とパートタイム4WDシステムを採用しており、悪路でも安定した走行を実現しています。ラダーフレーム構造は、本格的4WDシステムを持つ「ランドクルーザー」にも採用されており、一般的なクルマの構造より剛性や耐久性があります。 軽量な車体と短いホイールベースにより、小回りが利きやすいため、大型SUVが苦労しそうな狭い悪路でも運転しやすい点もジムニーJB23の魅力です。 また、内装はシンプルなもののカラーバリエーションが豊富なため、自分の個性を演出できます。アフターパーツも豊富に販売されており、自分好みにカスタムできる点も、ジムニーJB23の魅力といえるでしょう。 ジムニーJB23以外で2023年に25年ルールが解禁された車種一覧 2023年は、ジムニーJB23以外にも25年ルールが解禁された車があります。解禁された月と、車種の特徴は以下のとおりです。 ・ランサーエボリューションⅤ:1月1998年に発売された三菱自動車の高性能スポーツセダンです。世界ラリー選手権での優勝を目指して開発されたエボシリーズの中でも、特に人気が高いモデルの1つとして知られています。 ・ランドクルーザー 100系:1月ランドクルーザー 100系は、1998年〜2007年まで製造されたトヨタの本格クロスカントリー車です。ランドクルーザー 80系の後継車種として登場し、高いオンロード性能とオフロード性能、高級感のある内装で人気を博しました。 ・スカイライン R34:5月スカイラインR34は、1998年〜2001年(GT-Rは2002年まで)にかけて製造された日産の4ドアセダンです。ボディの剛性が大幅に向上し「DRIVING BODY」と呼ばれるほどの走行性能を持っています。 ・アルテッツァ:10月アルテッツァは、1998年〜2005年まで販売されていたFRスポーツセダンです。当時では珍しいフロントミッドシップレイアウトを採用し、高い操縦性と洗練されたデザインで人気を集めました。 ・レガシィBE型:12月レガシィBE型は、1998年に販売されたスバルのスポーツセダンです。スバルのシンボルである「水平対向エンジン」により、力強い加速と鋭いレスポンスの両立を実現しました。 まとめ ジムニーJB23は、2023年10月に25年ルールが解禁となりました。同クラスのSUV車と比べて比較的安価なため、コストパフォーマンスの高いクルマを求めるアメリカ市場にとって、魅力的な存在といえるでしょう。 25年ルールの解禁により国内での希少価値が上がることが見込まれるため、中古車価格も高騰する可能性があります。ジムニーJB23の売却を検討している場合は、今後の市場の動向をチェックしましょう。